快盗ルビイ・マーチンスン (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150728519

感想・レビュー・書評

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  • なんだかほっこりと楽しめる良作。が、「僕」が結局は助かるもののルビイのいいように扱われているのはちょっと胸が痛む。

  • いつも完全犯罪を考えているルビイと、彼を尊敬する年下の従弟が起こす事件の数々です。
    強盗に詐欺、泥棒などなど、次から次へと犯罪計画を立てるルビイは実のところ悪党気取りなだけでして。ガールフレンドに焼きもちやいたり、免許不携帯で留置場に入れられて「前科ものになった」と言っちゃうような一市民です。ルビイの話を真に受けて、彼は大犯罪者である、なんて言っていた従弟も度重なる失敗にさすがにルビイを見る目を変えていきますが、それでもルビイに誘われると否応なしに協力させられる羽目に。窮地にたたされた時の反応やとぼけっぷりに思わず笑ってしまいます。落語的なノリで楽しめる作品。

  • ショートショートの名手という触れ込みを他の本で目にした時に買ってみた。
    正直なところユーモアがアメリカンなセンスなので、今ひとつ自分には合わなかった気がする。オチがいいなと思ったのはあまりない。
    日本語訳が1978年。原書が1957年と流石に古いので、犯罪に対する感覚もズレを感じたり、それってどうなの? と感じる部分がありました。
    もう一度読みなおしてみたら印象は変わるかもしれませんが、絶賛はしないと思う。

  • 小泉今日子主演で映画化された。
    実際はメガネの男の子がルビィである。
    映画は映画で面白かったが、原作のほうが断然面白い。

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