- Amazon.co.jp ・本 (495ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150778156
感想・レビュー・書評
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シリーズ13作。3年ぶりの登場だそうで。
このシリーズも最初から比べると少し変わってきたかな。ヘイスティングのl気弱さ・ドジぶりは少し落ち着いてきて、主人公の魅力でひっぱていく感じは減りました。でも、全体を通して流れる「軽さ」「間(ま)」は変わってないのが魅力でしょう。
今回の作品はなかなかの出来のようです。面白かったのは小説としての自己矛盾(?)。今回の被害者はミステリー作家であり、小説関係者の登場が多い。この小説の中で起こる事件(つまり小説の中の事実)に対し、「それを小説を書いても面白くない」と言った発言が随所に。。。じゃ、それを読んでる私はどうなのだ(笑)。ミステリーなんて嫌いだと言うヘイスティングが最期には本格ミステリーに巻き込まれるし。
少し目先を変えたのが、マンネリを感じさせなかった成功要因かもしれません。
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13作目。
途中まで面白かったのに、途中から今まで出てないやつが犯人てオチでそこから萎えた。
力が抜けてて掛け合いとかすごい好きなんだけどなぁ。ネタばらしがなんとももったいない。 -
最後の犯人が、意外なところからやってきた。やっぱりこのシリーズは読みやすい。スタンリーヘイスティングスのちょっとお馬鹿ではやとちりな性格も面白いし、笑える。
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パーネルホール【スタンリー・ヘイスティングズシリーズ】13作め。サスペンスっぽくつくられた探偵小説とゆう、作者のあそび心が感じられる力作。表紙が江口寿史なのもこのシリーズの魅力です。