パードレはもういない 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫 タ 6-6)

  • 早川書房
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151822063

感想・レビュー・書評

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  • 大団円!でいいんだよね?

    フルスピードで駆け抜けたはずの上巻からさらにスピードがあがるあがる
    幻の6速ギア、ルシファーズハンマーかよ!というね

    急展開の連続でもうわけわからんくなって迎えたラストでシリーズ最大の謎が解き明かされ…ないのよ!w
    あの人が実はあの人であの人があの人にあーもう!
    これから読む人のためにはほんのちょっとの匂わせもできません!

    とにかく面白かった!

    そして気になるコロンバとダンテの仲は?!
    ふふふふ( ̄ー ̄)ニヤリ

  • サンドローネ・ダツィエーリ『パードレはもういない 下』ハヤカワ文庫。

    第1作の『パードレはそこにいる』から始まったサイコミステリー三部作の完結編。

    ダンテがギリギリの状態から生還し、コロンバと共に『パードレ』事件の全貌を明らかにするという、まさに完結編にふさわしいストーリー。ダンテもコロンバもこれ以上無いというくらい傷付きながら、事件の真相へと辿り着く。

    誰も信じてはいけない……

    個人的にはこの三部作はいずれもミステリーランキングの上位に入ってもおかしくないと思うのだが、前の2作がランキングに掠りもしなかったことを思うとこの完結編もランキング外になるんだろうな。しかし、泥々したサイコミステリー好きには自信を持ってお薦めしたい三部作である。

    本体価格1,000円
    ★★★★★

  • 「パードレは、そこにいる」
    「死の天使ギルティネ」と続く三部作の完結編

    下巻!!ここ最近での一番のおすすめ本

    失踪人探しのスペシャリストであり、自身も誘拐、監禁事件の被害者であるダンテと、とある事件で(心身共に)傷を負った破天荒警官のコロンバのコンビが、昔ダンテを誘拐した男「パードレ」を追うシリーズ

    原本が出て、いつ翻訳されるのか待ちに待っていたものの、いざ発売されたら嬉しくて大事に読もうと全二作を読み返した。(なんか照れて、発売日に買わなかった…という奇行)

     海外ドラマでは、たいがい一話完結の話をこなしつつ、ラストの方で主人公が対峙しなくてはならない一番のテーマや宿敵に挑む話を持ってくるが、ダンテとコロンバの場合はいきなり宿敵と闘い続ける構成だった。
    ダイナミックにツイストをかけてくるのも最高
    続編があるなら…と思ったけどこれで完結してるのが良い。
    上にも書いたが、主人公達が、この敵、この動機で最後まで戦いきったのが良かった。
    二人とも幸せになってくれ…

    翻訳者さんありがとう…

    追記:海外のポップカルチャーや、日本を意識した要素を入れてくれるのは嬉しいが(「ぐでたま」はシリアスな場面なのにちょっと笑ってしまった。)
    メタルギアソリッドの作者と交友関係があるのも知ってたので、まぁ…サービスかな?とか、…ちょっと多かった気もする。

    • やまさん
      おはようございます。
      きょうは、快晴です。
      体に気を付けていい日にしたいと思います。
      やま
      おはようございます。
      きょうは、快晴です。
      体に気を付けていい日にしたいと思います。
      やま
      2019/11/16
    • ikezawaさん
      寒暖差にお気をつけて
      私も…今週こそ良い週末にしよ
      寒暖差にお気をつけて
      私も…今週こそ良い週末にしよ
      2019/11/16
  • 終わった…ふたりの長い戦いがやっと…
    たくさんの犠牲が本当辛くて…コロンバはどんな気持ちなのかと思うとなんかもう、抱きしめたくなる。
    そしてダンテ含め全員が、パードレによって、あの場所によってたくさんのものを失い狂わされたんだなぁ。なんてやるせないんだろう。

    三部作、最後まで読めてよかった。

    ルーポ!お前本当もう!!

    これからは、穏やかに、美味しいコーヒーとともに過ごすふたりでいてほしい。
    ふたりの関係はめちゃくちゃかわいかった…なんなのもうふたりともかわええ。そこだけが癒し…。

  • ものすごい展開、それに阿鼻叫喚の現場の連続。おぞましさMAXです。これは絶対映像化できないですね。後半に行くほどのめりこめました。これでもかと出てくる事実に驚かされっぱなしでした。ダンテとコロンバの安寧を祈るばかりです。

  • 前2作の記憶は朧げ。
    ラストそうもっていったかー

  • いやぁ。そうなりますか。
    なかなか受け入れられない。
    『パードレはそこにいる』を凌ぐ、ストーリーの変転。
    壮絶な戦い。
    コロンバは、傷つき、多くを失った戦いの後に、何を得たのだろう。。。

  • 待望の完結編、面白かった!ダンテとコロンバのこれからが幸多かれと願わずにいられない。

  • 怒涛の展開。そう来たか〜。面白かった。

  • (上巻より)

    個人的には、
    前作、前々作を読んでから時間が経ってしまい、
    細かい内容を覚えていなかったのが残念。
    これから読む人は、3作品続けて読むか、
    読み返してから読んだ方がいい。

    田舎の警察署長が、
    コロンバに呼び出され、
    世界中が死んだと思っているダンテと
    ダンテを救うために自分の鼻を殴って砕いたコロンバと同席している
    非現実性に思わずバーボンを頼んでしまった場面は面白かった。

    ダンテが「一緒に来ないか?」と勇気を出してコロンバに言ったラストも良かった。

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