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- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152032430
感想・レビュー・書評
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ダーウィンの進化論への批判に対する反論など、なかなか専門的な記述もあり、併せて一文がかなり長くなる訳文の読みにくさも手伝って、理解しにくいところもあったが、科学エッセイとして取り上げている材料はおもしろいものがあった。
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うーーん。私がバカだからなのか、何が書いてあるのかさっぱり分からなかった。
とにかく、似非科学とか、宗教絡みの認識の違いだとか、過去の研究の過ちだとかが気になるらしく、割とラディカルな内容だったように思う。
唯一、表面積と生物のデザイン、惑星の大きさとそのあり様の話は、とても面白かった。なぜ昆虫は空が飛べて壁を歩くことができるのか?それが、体のサイズに関係していると。小さいものの世界は、我々の世界とは、物理の法則からしてまるで違うそう。
そして、体積における表面積割合の違いが、あらゆるもののデザイン、あり様を決める。昆虫はあれ以上大きくなれないのは、表面積に関係がある。
月に大気がなくて、地球がこれ程までに変化に富んだ星であるわけも然り。
この章は、ホモサピエンスという動物、それから地球という星の認識をがらりと変える程インパクトがあった。
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