神話の力

  • 早川書房
4.01
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本棚登録 : 278
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152035233

感想・レビュー・書評

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  • あなたの至福を求めなさい。
    Follow your boss.

  • 読むのに随分時間が掛かった´д` ;
    対話の形で話が進むのでスムーズかと思いきや、世界中の神々が登場するので知らないとその度そこで自分でイメージするための時間がいるため、かなり疲れる本でだった。でもこれ系の素材や内容は他にないと思えるほど豊富なので、これからもまた思い出してはページを開くことになると思う。

  • 全ては一であり一は全て…。
    エピファニーと永遠を感じられるようなふとした瞬間を意識しよう。
    そして運命愛〜「全ての人が生きる中でめいめい自分自身の幸福への鍵を持っている。その人がしなくてはならないことはそれを認識し育てそれとともに歩むこと」

  • ・河合隼雄 『深層意識への道』 で紹介されていた。

  • 宗教の本のようで、そうでない。不思議な本。

    「偶然、あるいは偶然のように見えるものを通して、はじめて人生は理解できる。そこでの課題は、責任を追求したり説明したりすることではなくて、立ち現われてきた人生をどう扱うかかということです」(p288)

    というところが、印象的でした。

  •  対談の抄録。視点に若干の古さと、東洋思想偏重のケが感じられるが、示唆に富む内容ではあった。

  • 『齋藤孝のおすすめブックナビ 絶対感動本50』より

  • 授業で紹介されたからよんだ。スターウォーズ好きは必読。
    英雄神話がなぜこんなに人の心をつかむのか
    無意識どうこうの話はユングとフロイトを思い出す。

    会話形式だしよんでいて楽しい。私みたいな活字離れは
    本の分厚さにびびったけど、全然苦じゃなかった

  •  最高!神話を心理分析の観点から語った対話本だけど、解釈が非常にロマンチック。たとえそれがJ・キャンベルの一考察にすぎないとしても、読者がそこから得るものは大きい。神話はあくまでも物語であり、それゆえに私たちが理解するうえでは必ず個人的な解釈が介入することになる。ただそれを前提にしないと、この本は単なる著者の夢物語としか感じられないだろう。

  •  非常に詩的な言葉によって、心にしみてくる対話編である。 神話の役割は、物語を通した自分との対話であるといえる。神話は究極の真理の一歩前という表現がストンと胸に入ってきた。究極の真理とは言葉にできないものだからこそ一歩手前なのだ。神話の題材が洋の古今東西を問わず共通性と普遍性があることから、人生でのヒントを得ることができるだろう。

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著者プロフィール

【著者】ジョーゼフ・キャンベル
Joseph Campbell/1904年-1987年。アメリカ生まれの神話学者。比較神話学や比較宗教学で知られる。1934年よりサラ・ローレンス大学教授を務めた。著書に『千の顔をもつ英雄』上下(平田武靖・浅輪幸夫監訳、伊藤治雄・春日恒男・高橋進訳、人文書院)、『宇宙意識 神話的アプローチ』(鈴木晶・入江良平訳、人文書院)、ビル・モイヤーズとの共著『神話の力』(飛田茂雄訳、ハヤカワ文庫)、『ジョーゼフ・キャンベルの神話と女神』(倉田真木訳、原書房)など。

「2023年 『聖杯の神話 アーサー王神話の魔法と謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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