- Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152083661
感想・レビュー・書評
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映画がものすごく良かったので原作も読みたくなって…。
うーん、訳本だからなのか、なかなか入ってこず波に乗れず、ジミーの娘ケイティが殺されたとこまでは、がんばって読む。
真ん中はすっ飛ばして(他にも読みたい本がありすぎて)
ラストに向かってに章を読むという邪道なことをしてしまった。
映画ではケイティを殺したのがいまいちよく分からなかったけど、小説では読んだ時にもヒントがあったけど、やはり恋人の’ブレンダン・ハリスの弟(ちょっと頭に弱い)のレイとその悪友に仕業だったってことがわかっただけでも良かったわ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ラストチャイルド」のあとがきを読んで,古いハードカバーを図書館で借りてきました。
貧しい街で一緒に育った3人の少年,
ショーン・ジミー・デイブ
3人のうちデイブが知らない男たちの車に乗せられ暴行され
自力で逃げ戻ってくるという事件を起点に
大人になり街に戻ってきた3人の運命を描いた作品です。
ジミーの娘が殺害され,疑う者と信じる者。
デイブが車に乗らなかったら。
もし自分が乗っていたら。
運命の仕業と一言で言ってしまえばそれまでなのですが,過去というのは変えることができず,逃げることもできず,対峙するしかないのだということがひしひしと感じられました。
あの時、ああでなかったら....
という仮定
そんなことキリがないといえばそれまでなのですが...
映画もたしか見たはずなのですが、全然印象になくて。
ちょうどWOWWOWでクリント・イーストウッド製作の映画が放映されていたので再度見ましたが、小説の結構な部分が省かれていて(小説がかなり繊細に心情や人柄等を描いている),本を読むとより感動すると思います。
ショーン・ペン,ティム・ロビンス,ケビン・ベーコン 贅沢なキャストです。 -
読み終えても、特にスッキリしたりはしない。
でもよく書けてるなあ、と思います。
天童「永遠の仔」、東野「白夜行」とかぶっているのじゃあ?!と思ったものですが。 -
ボストン、アメリカなどを舞台とした作品です。
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タダものではない強烈な作品。
もしあの時車に乗り込んだのが別の人間だったら・・・、
人生の不条理、無情・・・。
各キャラクター描写も良く、
よく練られたプロットと読ませるストーリー展開に魅せられた。
ジワーとした後味の悪さに作者の旨さを感じる。
ちなみにイーストウッドの映画は観ていないし、観る気もない。 -
映画よりも数倍おもしろいし、読み応えがある。デイブの感情の動きがとても丁寧に書かれていて切なくなった。
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登場人物がかなり多くて何回も見直してました…文章もかなり堅い感じで、ガリガリと削る様に読みました。犯人が分かる所では「えっ!そんなー」とだいぶビックリしたなぁ。
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ゲイノベルじゃないけど、少年が性的虐待を受けたりします。ミステリー小説ですかな。
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映画より原作かな。