アトモスフィア 2 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 258
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152087201

感想・レビュー・書評

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  • 自分の存在概念に疑問を持ったら読めばいい。
    なんて事はないが、存在感があるないは特に関係ないっす。

  • "それに最初に気づいたのは何人目のわたしだろう?
    何人目という考えももう意味をなくしてしまったけど。"[p.188]

  • 分裂と潰しあいが繰り広げられて、ふざけんなと言いたくなるかもしれない最後。
    すべての根元は所詮虚無だと笑えばいいか。

  • どんどん加速度的に世界がおかしくなっていく
    その中で「わたし」はあいかわらず無頓着で
    次第にあらゆるものから自由になっていく、無敵になる。
    そして世界は壊れない、あるがまま。
    どこか仏教の悟りのような境地にいたる。

    同種のテーマを描いたマンガも
    あそこまでの境地に至ったマンガもなかなかないと思う。
    面白い。

    しかし、最後の最後のあれは、どうも、ね
    作者の中ではあれは、今までの脈略でつながり
    どこかで、繋がりのあるものなのかもしれない
    けど、自分には投げてしまったように思えて仕方ない。

    ふざ
    けんな

  • オチのアイディアは秀逸だけど、そこまでのプロセスに問題がある。

  • 途中からマンガじゃなくなった・・・・。

  • 赦したら?

  • 自分が増殖していく。世界はやさしくなんかない。
    でも生きてる。
    あの落ちはアリやなしや。

  • ※漫画は最終巻のみUP。といっても、この本は全2巻なのだけれど。

  • 次第に増えてゆく分身。私の分身の分身。分身の分身の分身・・・本当の私はどれなのだろう。本当に私は本物なのだろうか。膨れ上がる分身『達』。戦争の分身。地球の分身。結末は・・・主人公が初めて口にする。ふざけんな!うーん。本当にこんなオチですか。そうか・・・

著者プロフィール

漫画家。『世界の終わりの魔法使い』シリーズ、『凹村戦争』、『ディエンビエンフー』、『電子と暮らし』ほか著書多数。

「2022年 『世界の終わりの魔法使い 完全版 6 孤独なたたかい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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