リングワールドの子供たち (海外SFノヴェルズ ノウンスペース・シリーズ)

  • 早川書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152087287

作品紹介・あらすじ

リングワールドを破壊しかねない戦いのさなか、この巨大人工天体構築の謎がついに明らかにされる…ハードSFの第一人者ニーヴンの代表作にして、ヒューゴー賞・ネビュラ賞受賞作『リングワールド』に始まるシリーズ、待望の最新作。

感想・レビュー・書評

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  • 好きでない人には正直、
    一連のシリーズをすべて読むのはつらいな、
    と正直感じました。

    なにせ複雑な事情が絡んだりするのと、
    結局、物語が終わっても
    これまた完全な解決を見ないからです。
    (一応未訳の本に後日談があるようですが…)

    ついにルイスが要素のある「あれ」になります。
    でも、ちょっとらしくないような感じです。
    もともとルイスの頭はさえていますからね。

    今回はある「秘密」がメインです。
    そう、ルイスが別れたある人たちの…

  • ルイス・ウー達は、プロテクター達に、またしても牛耳られている。相手がプラムから<作曲家(チューンスミス)>に代わっただけである。そのチューンスミスは、「…繁殖者(ブリーダー)から変態を遂げて最初に確信したのは、リングワールドが非常に脆弱だということだった。わたしは自分がリングワールドとそこに住むすべての種族を守るために生まれ変わったことを知った」なんて言っているが、何だかリングワールドを守っているのか権力ゲームにうつつを抜かしているのか判らない。お陰で、ルイスは「<作曲家(チューンスミス)>の秘密主義のおかげで気が狂いそう」なのである。
    リングワールドの運命や如何に。また、ルイス・ウーはどうなるのか。繁殖者(ブリーダー)でいなくてはならない(?)ルイスが「カホナ(TANJ、 There Ain't No Justice)」と叫ぶようなことになるのかどうか。
    しっかし、宇宙船の名前がいつ読んでも酷いよな。「尋問用の焼け火箸号(ニードル号)」、「うそつき野郎号(ライヤー号)」に「のるかそるか号(ロングショット号)」だもんな(笑)。

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