- Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152089182
感想・レビュー・書評
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この地球からある日人間「だけ」がいなくなったら…非常に面白いテーマ設定でした。今の世の中はどれだけのマンパワーに支えられて成立しているのか、さらにどれだけ地球の中で異質なものなのか、ということがよく分かります。
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タイトルに惹かれて借りてみましたが、結構学術的で読むのに苦労しました。
第2部 プラスチックは永遠なり
第3部 放射能を帯びた遺産
この辺りはとても興味深く読めました。
人間って、色々と厄介なものをつくってきたんだなと実感。 -
突飛と思われる家庭にまで進んでいくが
これだけ仮説を立て、検証していく書籍は
珍しいと思った。
生物学、環境関連に興味のある方は面白く読めるかも。 -
挫折して読んでません
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翻訳が酷い。
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サルの公案
エデンの園の残り香
崩壊する家
人類が消えた街
人類誕生直前の世界
消えた珍獣たち
アフリカのパラドクス
崩れゆくもの
持ちこたえるもの
プラスチックは永遠なり
世界最大の石油化学工業地帯
農地が消えた世界
古代と現代の世界七不思議がたどる運命
戦争のない世界
人類が消えた世界の鳥たち
放射能を帯びた遺産
大地に刻まれた歴史
私たちはこれからどこに行くのか?
時を超える芸術
海のゆりかご
わたしたちの地球、私たちの魂 -
もし、突然、東京から人間だけがいなくなって、
そのまま何十年も放置されたら、、、
近代的な高層ビル群が、森に覆われる、
小さい頃、そんな空想にゾクゾクしたことが、ありました。
それを、先端の科学者の目で、実際に考察してしまったのが本書。
人口の構造物が、数百年の時の経過で朽ち果てて、自然の中に埋没していく、
そんな描写は幻想的なSF小説の趣さえ漂います。
しかし、一方で、読み進めていくと、
地球と人間の関係性というものが、
逆にはっきりと見えて、実は、本書で描きたかったのは、
人間が存在する、現実の地球の姿の方だったのだと気づかされます。 -
ちょっと文字が小さいので、通勤電車の中で読むには少々無理がありますが、内容的には現代人が如何に他の生物や植物に危害を加えているかがよく判ります。でも、それぞれの事象を個別に捕らえて考察しているので、これらの事象が重なって同時に進行すると、案外この本通りには事態は変わらないのかも知れません。でも、へ~!こんな観点があったのか!って頭がスッキリしますよ!
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読み終わりました。
ここ最近の環境問題を全て取り入れながら、
難解に仕上げてないところが素晴らしいです。
月並みな言い方ですけど、その場に行って見てきたような、
という感じ。