神林長平トリビュート

著者 : 海猫沢めろん

制作 : 早川書房編集部 

• 早川書房 (2009年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

神林長平デビュー30周年を記念して、その影響を受けた新世代作家8人が、神林SFを代表する長短篇を独自に解釈、自由奔放に想像力を広げた傑作アンソロジー。全篇書き下ろし。

感想・レビュー・書評

[escape2009さんの感想 · 2018年11月26日]

神林長平トリビュート

[凪野基さんの感想 · 2018年10月8日]

32：神林作品をすべて読みきっているわけではないので、いくつか知らない作品もありましたが、とても、とても面白かったです。先に読んだ「ゼロ年代SF〜」と共通する作者さんも多く、作風の違いも楽しめました。今回初めて読んだ円城塔さんの「死して咲く花、実のある夢」が面白かったので、原作を読むと共に円城さんの作品も読んでみたいです。
神林ファンには全力でおすすめの一冊です！

[ffr41さんの感想 · 2012年6月10日]

桜坂洋『狐と踊れ』、虚淵玄『敵は海賊』、森深紅『魂の駆動体』、仁木稔『完璧な涙』は良かった。辻村深月『七胴落とし』は原作と全然違うけど好き。

[y1964さんの感想 · 2011年6月10日]

神林長平という名前にひかれて読みました。それぞれ個性的なアイデアや文体ではまる人にははまるのでしょうが、改めて神林ワールドのすごさを感じました。思えば当たり前のことですが、神林ワールドは神林長平によってしか再現できないのです。

[shunansさんの感想 · 2010年11月22日]

神林長平デビュー30周年を記念して、その影響を受けた新世代作家8人が、神林SFを代表する長短篇を独自に解釈、自由奔放に想像力を広げた傑作アンソロジー。全篇書き下ろし（「ＢＯＯＫ」データベースより）

狐と踊れ/桜坂 洋
七胴落とし/辻村 深月
完璧な涙/仁木 稔
死して咲く花、実のある夢/円城 塔
魂の駆動体/森 深紅
敵は海賊/虚淵 玄
我語りて世界あり/元長 柾木
言葉使い師/海猫沢めろん

以上の８作品を、各作家が独自の作品に書き上げたトリビュート。

桜坂・辻村・仁木さんの作品が好きだな～。
円城さんの作品はやや難解・・・。
でもそれぞれ味のある作品なので、読み比べができるという意味でも神林ＦＡＮにはお勧めの一冊。

[magadoriさんの感想 · 2010年10月9日]

物語の最前線です。読みましょう、理屈なしに。

そして、小説と関係ない最後の最後の編集部のところで滂沱。

[pataさんの感想 · 2010年5月22日]

2010/5/22
辻村深月につられて。
神林長平さん存じ上げません。すいません。
元々SFは不得手です。
「SF＝少し不思議」が私にはピッタリです。
いろんな人が書いてるので当たり外れがあります。
合う合わないというべきか。
辻村深月・森深紅・元長柾木が当たり。とメモ。

[coccoleさんの感想 · 2010年4月25日]

元ネタの作品をすべて読んでるわけではないんですけど、
どれも楽しめました。
まあ、当然ながら、元ネタ知ってれば、より楽しめます。

個人的リクエストとしては
「雪風」「ライトジーンの遺産」のトリビュートが読みたかったな、と・・ｗ

[sou-kさんの感想 · 2009年12月1日]

世界観。
虚淵さん、辻村さん、元長さん、森深紅さん。

著者プロフィール

海猫沢めろん（うみねこざわ・めろん）
文筆業。『左巻キ式ラストリゾート』でデビュー。『キッズファイヤー・ドットコム』で第59回熊日文学賞受賞。
ボードゲーム、カードゲームなどのアナログゲームを製作する「株式会社RAMCLEAR」創業者。

「2019年 『BL古典セレクション②　古事記』 で使われていた紹介文から引用しています。」