- Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152091536
感想・レビュー・書評
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記憶に残った言葉
運を右回りにする努力を怠ってはいけない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014.8.11~8.22
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天地明察、水戸光圀と歴史小説を最近ヒットさせてる冲方丁が十年ちょい前に書いた大作ラノベ。元は全三巻とな。高校生の頃なら面白かったのかもしれませんが、この年になると細かい戦闘シーンやブラックジャックの駆け引きの描写に萌えない。
コバルトが直木賞作家を育てたように、ソノラマ系が良質なSFや歴史作家を育てたのを体感するために読んだようなところ。 -
独自の世界で、アニメにしたらおもしろいだろうなと思った。中盤のカジノのシーンは長すぎて飽きてしまった。
バロットとウフコックの思い合う心がよかった。 -
死んだほうがいい。
死にたくない。
生き残る――
“天国への階段”をシンボルとするマルドゥック市。
ある夜、少女娼婦ルーン=バロットは、賭博師シェルの姦計により爆炎にのまれる。
瀕死状態の彼女を救ったのは、委任事件担当官にしてネズミ型万能兵器のウフコックと、ドクター・イースターだった。
その処置によって高度な電子干渉能力を得たバロットはシェルの犯罪を追うが、その眼前に敵の事件担当官ボイルドが立ちはだかる。
それはかつてウフコックを濫用し、殺戮の限りを尽くした男だった。
壮絶な銃撃戦の果てバロットとウフコックは、シェルが運営するカジノで自己の有用性をかけた勝負に挑む。
過去の自分と向き合い、生きる意味を考え始めたとき、バロットの最後の闘いが幕を切った――。
なんだか壮大な物語。
天地明察がすごく良かったので他作品も読んでみようと思ったら。
まさかのSF。(笑)
なかなか入り込めなかった。。。。
SF、苦手かもーーー。 -
ボリュームがあって読むのに少し時間がかかりました。
でも、設定は面白かったです。
ただ、終わり方がここで終わっちゃうの!?っていうのが…(´・ω・`)
カジノの場面はワクワクしましたね。 -
SFかつハードボイルド。カジノのルールはちょっと流し読みになってしまったのが辛いところだけど、バロットとディーラーのやりとりは、のめり込んで読めて面白かった。
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記憶の中のオリジナルと比較するとオリジナルの方が面白い。
これが思い出補正というものか?
オリジナルを再読しなくては。