over the edge (ハヤカワ・ミステリワールド)

著者 :
  • 早川書房
3.28
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本棚登録 : 169
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152093356

感想・レビュー・書評

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  • 続編を先に本屋で見つけたので、先にこっちを読んでみた。連載物の加筆なので、まぁ、ちょっと…ってところもあったけれど最後まで引きつけられた!最後の一言がグッときた!!!

  • バディ物としての基本はきっちり抑えていて悪くない仕上がり。

    強いて言えばクライマックスの盛り上がり感はイマイチなのが残念だったけど、でもまあリーダビリティは抜群で普通に面白かったです。

  • #読了。NY市警のモーリスは視察という名目で来日していたが、真の目的は日本で失踪してしまった旧友を捜しだすこと。警視庁を辞職した濱崎と知り合い、二人は真相を探るが。。。探偵というハードボイルド的な要素は面白く、濱崎のシリーズもありかなと。しかし、人種的な問題に触れつつ、白人の名がホワイトというのは解せない・・・

  • 上手い、面白い、でもそれだけ。
    他の作家さんなら★4だけど、堂場さんだから★3てところかな。

  • これから、どうなるのかと読み進めていきましたが、なだらか道をだらだと歩く散歩のようで深く感じるいる場面はありません。堂場さん大分上手くなってきたと思いますが、B級映画Cの感じです。  
     
     元刑事の探偵・濱崎を深く掘り下げた物語を書いた方が、面白いものができるのでは?次回期待

  • NYエリート市警・ブラウンと警視庁元刑事・濱崎が、東京での失踪事件に挑む。よくあるパターンの堅物者といい加減者の即席コンビ!…濱崎の方が一枚上手かな!?深く考えなければ、テンポが良いのでスラスラ進む。とてもライトなハードボイルド調の感じか♪

  • 今までの既存のシリーズではない刑事物ですが、チョット場当たり的シーンが目立ってしまうのは堂場慣れしてしまったからか?

    …だが、今後の堂場作品でブラウンと濱崎が出てくるかも?

  • わるくないけど、この、外国絡んでくるパターンあまりすきじゃないかも(´・_・`)

  • この方の小説で読んだことのあるのは、スポーツ小説のみ。
    ハードボイルドも書かれているのだなと思って読んだ作品です。

    視察のために来日したニューヨーク市警のブラウン。実は東京で失踪した旧友を探すという目的がありました。その調査を開始直後、何者かに襲われます。ブラウンを助けたのは、元刑事の探偵・濱崎。関わり合いができたせいでもないだろうが、「手伝う」という濱崎の申し出をブラウンはしぶしぶ受け入れます。心では濱崎を信用できない、胡散臭い奴と思っていましたから。でもあい反発しあいながらも、いつの間にか、しっかりと手を組み、ブラウンを襲った相手をつきとめていきます。

    主人公の名前はブラウン。
    とっさに「ブラウン神父」という言葉が浮かんできましたが、
    これはアメリカの推理小説の主人公でしたっけ。
    子供の頃に読んだ推理小説だったかなあ。
    どっちにしても、私にとっては親しみやすい名前でしたので、
    すんなりと作品を読んでいけました。

    アメリカ人の主人公ブラウン目線で語られる章と、
    日本人の濱崎目線で語られる章とが交互にあり、
    日米の警察関係者の文化の違いや生活習慣の違いなどが比較でき、
    面白く読めました。

    人種や言葉の違いをのりこえて
    友情というものも芽生えてくるのだなと思いました。

    ラストのブラウンの濱崎にかけた言葉が
    この作品の真意を表明しているような気がしました。

  • なんか、あまり盛り上がりもなく終わったな。。。

著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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