- Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152094162
作品紹介・あらすじ
〈氷と炎の歌⑤〉ミーリーンの闘技場で、三万の観衆が死闘を見守るなか、突如巨大な黒竜が飛来、人々を貪り食う! 野生に帰った竜に対し、デナーリスは……ローカス賞受賞の傑作巨篇、堂々完結
感想・レビュー・書評
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大河ファンタジー第5部の完結編となる第3巻。完結編と言っても、話が拡がるだけ拡がりきってるので、これ作者生きてるうちに終わるんかと心配になってしまうが、だんだんと話が進むにつれて、その題名である「氷と炎」に収斂されてきてる感があり、未だ発売されていない第6部が待ち遠しいが、さて、いつ出るんだろうか?
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怒涛の異世界ファンタジー巨編。
今(2014年)出ている中ではシリーズ最新作。
そして、この先を読むのは何年後になるのやら?
自分が続きを読むときに、忘れすぎてるかも?とちょっと、メモなど。
さすがに話は進み、えっここで終わるの?と悲鳴~~というところで以下次号!
絶句しつつも、まあお約束なので。
女王デーナリスは打ち続く混乱を沈めるために、地元の大貴族との結婚を決意する。
不本意ながら祝賀のために闘技場を再会。
そこへ現れたのは‥?!
ここまでイライラさせられる展開だったのが変わったけど、これまた先は読めない‥
母国を逃れ出て、今は奴隷として転々とする身のティリオン。
機転を利かせて、ついに抜け出す‥?
雪に閉ざされたウィンターフェル城に、北の注目は集まる。
亡き王ロバートの弟スタニスが進軍するが、吹雪に埋もれて動きが取れなくなる。
ウィンターフェル城のスターク家を滅亡に導いた「返り忠(裏切り者)」は、最悪な主に仕える道化となっていた。
主とスターク家の姫アリア(ということになっている娘)との婚儀がおこなわれるが‥
北の壁を守るナイトウォッチの総帥ジョンは、スタニスの王妃一行を砦に迎えている。
人手が足りない窮地に、野人を味方につける方策をとる。
異母妹アリアが婚儀を挙げるとの報も気になっていたが‥
まさかの展開?
本物のアリアは遠く離れた地にいて、遠い将来には復讐をと思いつつも、異文化の中での精進を続けている。
異常な成り行きではありますが、ある意味、この着実なたくましさは救いですね。
都では宗教団体が勢力を持つようになり、太后サーセイは罪に問われて尋問を受ける。
罪を浄化する償いの行進というのは、中世の歴史上あったことがもとになっているとか。
作者はテレビの脚本を書いていた時期に、あまりにも制約が多いことに悩んだそうで、そのストレスがどうやら生々しい葛藤があふれ出るリアルな描写になっているらしい‥
アメリカは子供に見せてはいけないようなシーンは日本より自主規制がうるさいんだそうですが。
どんだけストレスだったんだっていう(苦笑)
今ではこのシリーズ、テレビドラマ化されているので、時代が変わったのか、マーティンの勝利?
それだけ、面白いってことですね☆ -
面白かった。
サーセイざま〜と言わざるを得ない。でも復活しそうだ。
なんだか死にそうだなって思う奴はなかなか死ななくて、死ぬ訳ないだろって奴はコロッと死んでしまう感じがする。 -
何てところで終わるんだ!…定番のツッコミ。次は何年先だろう。
今回の主役はジョンとダニー。ジョンはまさかの退○!?いやいや、シオンだってしぶとく生きてたから。大丈夫だと願う。章ごとに時差があるから、シオンサイドの動きが気になります。あの手紙は本当なのかハッタリなのか…。
ダニーはとうとうウェスタロスを目指す準備が整いましたが…一番真面目な君主してる気がするのは気のせいか。なんだか各陣営でダニー争奪戦を繰り広げていて、もう何処がくるかさっぱり予想がつきません。早々にドーン陣営終了のお知らせに、やっぱりかと思いつつ、ちょっと唖然でしたが。某王子のおかげで立ち位置弱くなってしまいましたものね。ついでにダニーは面食いである。
早く熊さんやティリオンも合流してくれないかなー。
あと何年かなー! -
大きなイベントの決着がつかないまま終わってしまった…。
いろいろモヤモヤさせたまま終わってしまった…。
主役級なのに死ぬ、ゾンビ化、異形人として蘇る、ここらへんは使用済みであまり驚きがないので、たぶんもう無いのかな〜と希望的予想をしているのですが。どうなんだろう? 気になる…。
6部刊行は気長に待ちますが、視点人物は増えてるし、構想が広がり過ぎてるし、物語の収拾はつくのか⁇
執筆途中で逝くなんてことのないよう、体調に気を付けて欲しいですね。 -
このあっちこっちに広がった話が、どう収まるのか…続きはいつ出るのか…気になります。
最後に訳者の方が用語解説を載せているのですが、ナルホド〜と思いました。 -
8年前の日本語刊行
テレビドラマは終了
ともかく登場人物多すぎ。目の前に出された部分部分を
咀嚼するのに精一杯。
過去の成り行きも大分忘れてしまう。
そもそも長い本を読んでみるか、と読み始めたのだが、長すぎる本というのも困りものだ。
本当に終わるのかいな?という疑問がフツフツと。 -
内容紹介に「堂々完結」って書いてあるゥ…終わらないで!ドラマが追いぬいた感じなのでしょうか。次は「七王国の騎士」読むか。
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シリーズ第五部③
ヒズダールとの結婚を決意したデナーリス。ユンカイの奴隷貿易、闘技場の再開など屈辱的な条件をのんで手に入れた平和。
しかし、その闘技場にドロゴンがあらわれ、彼を攻撃から守ろうとしたデナーリスを乗せて飛び去ってしまう。
その闘技場に出場するはずだったティリオン。女王のおかげで一命をとりとめるものの、奴隷の身に変わりはなく、疫病の危険にも晒されている。そして、ある策を実行する。
デナーリスに2頭のドラゴンと会わせてもらい、忠告を受けたクェンティン。そして、女王がいなくなってしまい、ただ帰ることなどできない彼はドラゴンを盗むことを画策する。
トアマンドと交渉し、多くの自由の民たちを受け入れることになった壁。
お金がない、言うこと聞かない、色々な確執…。総帥として苦労するジョン。
そして、ウィンターフェル、ラムジーからの手紙。
読み終えてしまった。
次作はいつ読めるのだろう。
ドラマの方を先に見ているのですが、色々内容が変わっているのでちょっと混乱。
クェンティンはあまりにも早かったなあ。今の所、彼のエピソードいるのか…という感じですが。
サーセイは、贖罪の道行きの後の静けさが恐ろしい。クァイバーンに言っていたのは、この新しいお付きのことだったのか…。どんな化け物つくりだしたのか…。