ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか

  • 早川書房
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感想 : 117
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152095459

感想・レビュー・書評

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  • 楽しいけど長い、もちょっと編集して欲しい所か

  • えっ???アホみたいでばかばかしそうに見えても好奇心刺激満載!!!!実に面白い。

  • ■書名

    書名:ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか
    著者:ランドール・ マンロー

    ■概要

    福岡伸一氏(生物学者・『生物と無生物のあいだ』著者)推薦
    「どんなにバカげた疑問でも答えに接近する方法がある。
    その接近の道筋に科学的思考のツボがある
    ――この本を楽しめる人こそ豊かな人だ」


    ・光速の90%の剛速球をバッターに投げたらどうなるか?
    ・人類総がかりでレーザーポインターで照らしたら月の色は変わる?
    ・お茶を必死にかき回したら沸騰させられるかな?
    ・どのくらい高い空から落とせば、その熱でステーキが焼けますか?
    ・元素周期表を現物の元素のキューブを積んで作ったら何が起こる?
    ・星の王子さまがいたような小惑星がじっさいにあったら、居心地はどう?
    ・人類全員がちょっとのあいだ互いに没交渉になれば、風邪が撲滅できるのでは?
    ・ヨーダのフォースパワーってどのくらいですか? ワットでいえば何ワット?
    ・深海底に穴をあけたら、海水が抜けるにつれて地図はどう変わる?
    ・Facebookユーザーのうち、死んだ人の数が生きてる人を追い越すのはいつ?

    こうした突拍子もない思いつきも、理系思考をこらして検討すれば、
    そこからは驚くべき結論が導き出され、何よりその結論は笑える! 
    元NASAの研究者が物理と数学とマンガで読者の疑問に全力を挙
    げて答える、人気のマンガ科学解説サイトを書籍化したベスト&ロ
    ングセラー、待望の邦訳。
    (From amazon)

    ■感想

    色々な質問に対し、科学、物理的な根拠をもとに現実としてどうなる
    かを大真面目に答えていく本です。

    昔、日本版でも空想科学実験みたいな本があったと思うのですが、それに
    似ている本なのかな?と思います。

    面白いのは、一つの質問に答えようとすると、その他に全然関係な
    いような事項を色々と考えなければいけなくなるという部分だと思い
    ます。

    何でもそうですが、一つの疑問を考え出すと、最初は思いつかなかった
    事を突き詰めないと、問題が解決駅なくなることがありますが、
    そういうのを思い出させてくれます。

    これは、勉強の面白い部分でもありますね。

    こういう本は、私にとっては読むの大変ですし、読んでも半分ぐら
    い理解できない部分がありますが、それでも、時々読みたくなる類
    の本です。

    ■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)

    あなたの疑問が、科学的に解決できるかもしれませんよ!?
    バカげた質問でも科学的に考えたら、別の答えがあります!
    質問する事、考える事の楽しさを感じる事が出来る一冊です!!

  • 光速の90%の豪速球をバッターに投げたらどうなるか?というような、しろーとが思いつきで投げかけた質問に、NASAでロボット開発をしていた筋金入りの物理学者で、今はフルタイムのインターネットコミック作者の著者が、渾身の回答をした本です。
    質問はどれも、誰もが一度は思い浮かべそうなものなのだけれど、回答(結果)にはもうびっくりするような大惨事が山ほど待っております!
    全編楽しめましたが、個人的には、元素周期表を現物の元素のキューブを積んで作ったら何が起こるか?というのが、ツボでした。もうすごいことになるらしいです

  • こういう本は好き。さもありなんと数学的に見えてしまうところが面白い。

  • グローバル空想科学読本。ただ、あちらはなんというか優等生が頑張ってふざけた感があってたまにしんどい(偏見です。読んだことほぼないし)一方こちらはギーク感漂う感じで、好き嫌いはそれぞれ分かれそう。私はこちら派。

  • ちょっと思いついた科学的な疑問に答える本。色々な発見があり面白い。
    一般的なPCはいつ人間を追い抜いたか。
    単なる計算能力については、たった一台の平均的なPCが全人類のそれを上回ったのは、1994年インテルのペンティアム(初めて買ったPCがこれだ)らしい。世界の全てのPCが全人類を上回ったのは1977年だ。ただし思考の複雑さは脳の方が遥かに上回っており、世界中のPCの論理回路が全ての人類のそれを上回るのは、ムーアの法則に従えば2036年の予想だ。
    宇宙の話。
    宇宙までの距離はたったの100kmで、行くだけならさほど難しくない。が、そこに留まるのは大変で、秒速8kmで軌道を回らねばならない。実際宇宙へ行く燃料の殆どはこの軌道速度を出すためとのことだ。
    間違っていた知識
    大気圏への再突入で高温になる理由は、大気との摩擦熱ではなく、その前にある空気層が高速度のため圧縮され生じる熱だった。
    その他、核燃料プールの水で泳いでも、表面近くなら全く安全との事。水は放射線を相当遮断するようだ。但し、底近くに潜ってしまうと、あっという間に致死量。
    他にも色々驚くようなことが記載されているが、自分で試すのは自己責任で・・・

  • どんな疑問にも科学的思考で答えを導き出す。
    というところを追求している内容ですが。。。
    海外ものの典型のように、面白みが伝わってこない
    部分が多くあり。いまいちかなと
    昔読んだ『ウルトラマン研究序説』と同じような感じ
    ですが、そっちのほうがおもしろいと思いました。

  • か」早川書房2015/10/16科学
    荒唐無稽な仮定でどうなるのか?いずれも創造だにできない驚くべき結果ばかり。タイトルも、地球が自転を止めたら起きること、月の表面をレーザーポインタで示したらなど。しかし科学者であり、漫画家である著者がいうことは正しいはず。タイトルのテーマは、核融合による爆発が起こって・・・。嘘のような話だが、物理の法則ではそうなのだろう。真理は凄い。有り得ない前提の問題提起の中で、唯一「ファイスブックにおいて死者が生きている人を上回るのは何時か?」は真に迫り、必ず何時か起こると思うと、怖いほど。答えは2060年代もしくは2130年代。「太陽の光が消えたらどうなる?」時差がなくなり、世界同一時刻になるはメリット。デメリットは人類全員凍死!実に愉しく科学を考えることができた。

  • 自分には質問を考えた人々の発想も羨ましく思えるが、それに答える著者の頭の中もすごいものだと思う。
    でも自分の知識レベルでは、科学的考察の理解が不十分で、有り得ない事象の質問に対するある種の「落ち」のほうが頭に残っている。

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