ウィズ・ザ・ライツ・アウト 1: ヴェルノン・クロニクル (ヴェルノン・クロニクル 1)

  • 早川書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152099723

作品紹介・あらすじ

かつては伝説のレコード店主、いまや哀愁のカウチサーファー。五十路の男ヴェルノンがたずね歩く旧友たちの心にも、90年代の輝かしい記憶が響きつづけるのであった。パリの片隅で生きる人々の哀しさと滑稽さを音楽が彩る、現代版・バルザックの『人間喜劇』。

感想・レビュー・書評

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  • 20年の歳月が社会と人々に与えた変化をある男の視点で追う | フランス文学の愉しみ | Bunkamura
    https://www.bunkamura.co.jp/bungaku/essays/tanoshimi/book13.html

    ウィズ・ザ・ライツ・アウト 1──ヴェルノン・クロニクル | 種類,単行本 | ハヤカワ・オンライン
    https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014644/

  • パリの伝説的レコード店主だったヴェルノン。むかし店に出入りしていて後に国民的歌手になったものの、不遇の死を遂げたアレックスの告白テープを託されたことから始まる群像劇。というか次々つながっていく人の輪!
    序盤はセックス&ドラッグ満載でうんざりぎみでしたが、後半は現代社会におけるはみ出し者たちの生い立ちに考えさせられました。
    気になるところで終わったので続編も翻訳よろしく!

  • 昔やんちゃしてた50歳のおっさんが旧友を訪ねる。そういう話。うーん非常に苦手だなー。内容は特にないんだ。なさすぎて駄目なんかなー。次々と知り合いを訪ねるもんだから、人物像を作る前に話が終わって次の人の話が始まっていて、うーん。多分ねー、相性もあるんだろうけど、興味持てないから想像力が膨らまないんだよね。この人は監督もやっていて、自分は映画館にも観に行ってるはずなのにタイトル以外全く覚えておらず、やっぱりどうにもこうにも相性が悪いんだよ。なんと三部作の第1作。間違って次借りないようにしなくちゃ。

    • rigfr2024さん
      日本では映画は公開されていません。だからあなた観てなくて、そんなこと言えるはずないですよね。内容が特にない?これだけ物語詰まってるのに。読め...
      日本では映画は公開されていません。だからあなた観てなくて、そんなこと言えるはずないですよね。内容が特にない?これだけ物語詰まってるのに。読めてないんじゃないですか。
      2024/02/06
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著者プロフィール

1969年、フランス・ナンシー生まれ。現代フランスを代表する女性作家。小説、エッセイの執筆や映画製作、翻訳、歌手活動など多方面で活躍する。パンクロックのライブに通い10代を過ごす。15歳の時に精神病院に入院。1994年に『バカなヤツらは皆殺し』(原書房 刊)で作家デビュー。本書『キングコング・セオリー』でラムダ文学賞(LGBTを扱った優れた文学作品に与えられる賞)、『ヴェルノン・クロニクル』(早川書房)でアナイス・ニン賞など、これまでに10あまりの文学賞を受賞。俗語を多用した口語に近い文体で、社会から排除された人々や、現代に生きる女性たちの姿を描く。シャルリー・エブド襲撃事件や性的暴行で有罪となったロマン・ポランスキーのセザール賞受賞、BLM運動にいち早く反応し、メディアに寄稿文を投稿するなど、現実社会に向けて常に発信を続ける作家でもある。35歳の時に女性に恋をしたことをきっかけに、レズビアンになったことを公表している。

「2020年 『キングコング・セオリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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