- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784153350250
作品紹介・あらすじ
パンデミックの後遺症で、意識はあるのに体を動かせない人々が急増した世界。その一人シェインは、ロボットの体を遠隔操作する捜査官となるが……アメリカSF界屈指の人気作家が描く衝撃の未来
感想・レビュー・書評
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パンデミックが漸く終息した後に発生する社会混乱の最中、事件解決に向け奮闘するFBI捜査官バディものであるが、近未来の医療科学やアンドロイドのネタを盛り込みつつ、政治・経済・社会がどう動くのかシュミレートしながら物語全体をひとつに組み上げたSFミステリであり、ファンの期待を裏切らない出来映えである。
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ロボットや能力者に実際に誰が乗っていたのか、そこを見つけるのがこの話の面白さです。だんだん混乱してわけが分からなくなってくるのですが、途中で主人公が情報整理をしてくれるたので助かりました。
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これは面白かった!何ていうか、いちいち設定が良くできていて、この世界にドップリ浸れました。やるなぁ、スコルジー。
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【由来】
・確か早川書房のfacebook
【要約】
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【ノート】
・洒脱な都会派の装いの近未来SF。スコルジー、初体験。ドローンランドとのシンクロ率高し。同じ世界の話と言われても通じそうな匂い感。
・総じてイマイチ。いや、楽しくは読ませて もらったけど、例えばハイペリオンの時のような圧倒的な読後感ではないという。 -
SF。ミステリ。サスペンス。
パンデミック&ロボット&ニューラルネットワーク&殺人事件。
主人公は新米FBI捜査官シェイン。
まず、疫病蔓延後の世界観が、なかなかリアルで良い。
SF設定が、ミステリのフーダニット・ハウダニットと繋がっていて、なかなかの完成度なのでは?
シェインと相棒のヴァン、二人の会話が意外とコミカルで、読みづらさを感じないのも好印象。
著者の作品は初めて読んだが、他の作品も読みたいと思う、非常に満足できる作品でした。 -
スコルジーが、また新しい世界を作った。新種の疫病により、四肢麻痺状態に陥ったヘイデンと呼ばれる人たち。科学技術の進歩により、機械の身体をリモートコントロールして、他の人に交じって行動することができるようになった。主人公は自身もヘイデンであり、FBIの新任捜査官として、ヘイデンが関与している事件解決にあたる。いかにも映画になりそうな設定。主人公も、周囲の人たちも魅力的で、ミステリとしてもしっかり構成されている。ヘイデンを取り巻く政治的な状況は、現在、私たちが抱えているいくつもの問題と呼応していて、その意味でも面白い。続編の予定があるそうなので、この世界をまだ楽しめるらしいのも嬉しい。
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SF警察小説! 良き!!
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ユーモアが本当に好き。キャラクターの会話とか面白すぎて…。お話も面白かった。身体がなくても障害じゃないし、むしろ肉体がないぶん自由。
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キャラが好めない、元々なのか訳のせいかは不明