凍(しば)れる瞳

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163102900

作品紹介・あらすじ

捕虜虐待の罪でBC級裁判で処刑された男と、甲子園をめざして投げ合った、不世出の元読売巨人軍投手スタルヒンの宿命の人生。

感想・レビュー・書評

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  • イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387155604.html)
    (収録作品)端島の女/夜の運河/頭領と親友/凍れる瞳(直木賞(1988上/99回))

  • 読もうと思ってから読み始めまで、そして読み終わるまで時間がかかったのは、本のせいではなく私の都合です。
    星3つかもしれないのですが、予想以上の面白さが星4つにしました。受賞作には力がある、というより、力があるから受賞作なのでしょう。
    小説の典型、とでも言ったらよいのでしょうか?載っている小説のすべてに構成のうまさを感じました。あぁ、面白い小説を読んだな、という充実感があります。
    続けてこの作家の作品を読んでみようかと思います。読者の気分とはあまり関係なく、いつでも読める作品(これは良い意味で書いています。)だな、と思いました。

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著者プロフィール

1940年秋田県生まれ。出版社の雑誌編集を経て、作家活動に入る。88年『凍れる瞳』「端島の女」で直木賞、95年『夢幻の山旅』で新田次郎文学賞、2000年『夢顔さんによろしく』で柴田錬三郎賞を受賞。

「2011年 『ウェルカム トゥ パールハーバー(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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