ダイヤモンドダスト

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163108506

作品紹介・あらすじ

都会化し荒廃する、火の山を望む高原の"ふるさと"で、逝く者と残される者と-。生と死を見つめ人生の真実をまなぶひたむきな真剣さが心うつ。第100回芥川賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • コンセプトコーナー2012年 7月「主人公はお医者さん~医者として、人として、医療と向き合う人々~」の選書です。

  • 淡々と生きる光景。死の瞬間に立ち会って行く。

  • 現在の新刊「山行記」を読んでから、著者の第100回芥川賞受賞作品に触れた。

    若き日と老郷に近い著者の、その人生への深い洞察はつながっていること、そして若き日の体験や作品での思索に共感を覚えた。

    表題作は久しぶりに[小説」を読んだ満足感。

  • 第100回 芥川賞 初版

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著者プロフィール

南木佳士(なぎ けいし)
1951年、群馬県に生まれる。東京都立国立高等学校、秋田大学医学部卒業。佐久総合病院に勤務し、現在、長野県佐久市に住む。1981年、内科医として難民救援医療団に加わり、タイ・カンボジア国境に赴き、同地で「破水」の第五十三回文學界新人賞受賞を知る。1989年「ダイヤモンドダスト」で第百回芥川賞受賞。2008年『草すべり その他の短篇』で第三十六回泉鏡花文学賞を、翌年、同作品で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞する。ほか主な作品に『阿弥陀堂だより』、『医学生』、『山中静夫氏の尊厳死』、『海へ』、『冬物語』、『トラや』などがある。とりわけ『阿弥陀堂だより』は映画化され静かなブームを巻き起こしたが、『山中静夫氏の尊厳死』もまた映画化され、2020年2月より全国の映画館で上映中。

「2020年 『根に帰る落葉は』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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