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- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163176505
感想・レビュー・書評
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第15回サントリーミステリー大賞受賞作。
不注意が重なって起こってしまった医療ミス。関わった4人は秘密を隠し通せたと思っていたが、20年もたった今、謎の人物からの脅迫が始まる。
主人公は医療ミスを起こした張本人のうちの1人である。罪の意識にさいなまれつつも、事実が露見して、もうすぐつかめるはずの教授の椅子を失うことを何よりも怖がっている。この男の浅はかさ、そして決して許されない病室での非人道的行動には読んでいてうんざりしたので(患者の名前も覚えていないなんて最低!)、最後の結末は爽快だった。やっぱり天罰はくだらないと。詳細をみるコメント0件をすべて表示