- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163226507
作品紹介・あらすじ
日本推理作家協会きっての人気作家たちが、最も思い入れのある自作短篇と、自分が最も好きな他作家の短篇をそれぞれ収録。さらにその2篇を選んだ理由を書き下ろしエッセイで語る究極のアンソロジー。
感想・レビュー・書評
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自作の短編と、思い入れのある作家の短編とエッセイを収めたアンソロジーの第5巻。
図書館には5、6巻しかない…。
鮎川哲也、泡坂妻夫、北村薫、北森鴻、東野圭吾、山口正也…あ、五十音順。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミステリー作家が選んだ“もっとも好きな自分の作品”と“もっとも好きな他人の作品”そして選んだ理由を解説したエッセイまで収録された贅沢なアンソロジーの第五巻。
全て未読。
この巻は割と色んなタイプの話が収録されてた。
横溝正史の『探偵小説』/北村薫の『ものがたり』/木々高太郎の『永遠の女囚』/東野圭吾の『小さな故意の物語』が好き。
【収録作品】鮎川哲也『人買い伊平治』・黒輪土風『六人の容疑者』/泡坂妻夫『右腕山上空』・横溝正史『探偵小説』/北村薫『ものがたり』・木々高太郎『永遠の女囚』/北森鴻『邪宗仏』・泡坂妻夫『椛山訪雪図』/東野圭吾『小さな故意の物語』・松本清張『天城越え』/山口雅也『割れた卵のような』・夢野久作『卵』 -
(収録作品)「人買い伊平治」(鮎川哲也)/「六人の容疑者」(黒輪土風)/「右腕山上空」(泡坂妻夫)/「探偵小説」(横溝正史)/(「ものがたり」(北村薫)/「永遠の女囚」(木々高太郎)/「邪宗仏」(北森鴻)/「椛山訪雪図」(泡坂妻夫)/「小さな故意の物語」(東野圭吾)/「天城越え」(松本清張)/「割れた卵のような」(山口雅也)/「卵」(夢野久作)
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日本推理作家協会きっての人気作家たちが、最も思い入れのある自作短篇と、自分が最も好きな他作家の短篇をそれぞれ収録。さらにその2篇を選んだ理由を書き下ろしエッセイで語る究極のアンソロジー。
鮎川哲也 (「人買い伊平治」 鮎川哲也、「六人の容疑者」 黒輪土風)
泡坂妻夫 (「右腕山上空」 泡坂妻夫、「探偵小説」 横溝正史)
北村薫 (「ものがたり」 北村薫、「永遠の女囚」 木々高太郎)
北森鴻 (「邪宗仏」 北森鴻、「椛山訪雪図」 泡坂妻夫)
東野圭吾 (「小さな故意の物語」 東野圭吾、「天城越え」松本清張)
山口雅也 (「割れた卵のような」 山口雅也、「卵」 夢野久作)
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ミステリー作家の思いがけない素顔が見えてくる! 人気作家たちが、それぞれ最も
思い入れのある自作短篇と、影響を受けた作家の短篇を収録。さらにその2篇にまつわる
書き下ろしエッセイを添えた、アンソロジー第5弾 -
《収録作家――鮎川、泡坂、北村、北森、東野、山口》 良質のミステリは短編に限る。旨味がぎゅっと凝縮されているので読み応えは抜群。各作家がどの短編を推しているかが興味深く読める。横溝や清張の作品はやはり面白い。凝った演出などなくても、ピンポイントで場所や設定を攻略することによって予想以上の効果が生まれる。個人的には、夢野作品の言い得て妙な効果音に唖然とさせられた。