- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163234502
作品紹介・あらすじ
或るときは異界と交じり、或るときは時空を超え、妖しく煌く14の極上ストーリーを収めた玉手函。待望の最新短篇集。
感想・レビュー・書評
-
BL要素漂う美しい和風幻想譚といったところ。男性同士の恋愛がほとんどだけど、そこにタマシイとか異界と交わる不思議な世界観が入り込む。
前に読んだ左近の桜シリーズは、この世のものでないものとの交わりだったのが、今回はかなり現実味がある。と言っても、あからさまな描写はなく、妖しくも美しい雰囲気は健在。
「タビノソラ」「花の下にて」あたりがお気に入り。『あめふらし』とのリンクがあるらしいので、そっちも読んでみたい。 -
出てくるモチーフや言いまわしが独特で好き。
雨洩り診断士とか耳の素焼きとか夢を購うとか、効いてるなあ。
すこし意地のわるい会話も好き。
非現実的なものがするりと溶け込む。 -
えっBL。
-
長野まゆみ短編集。
表紙にひかれて手に取りました。
が、ほとんど男性同士の恋愛話です。
ちょっと苦手でした…(^_^;)
不思議だったり、ちょっと怖いかったりもするのでそこは楽しめたんですけど…
「希いはひとつ」が一番好きかな。 -
満足。
ちょっと不思議で、だいぶBL。現実に、自分では絶対に体験できないであろう内容が、好きなんだと気づいた。 -
少し不思議BL短編集。
皆が皆実は死んでいるわけではないし、少し不思議かBL展開が共通項なのかな。
希い(ねがい)はひとつ
こういうの好き。ありがち?
男子学生は後の市村か仲村か。
橘河ではないっぽい。すごく若い時とかならありかも。
最低の一日
クレンジングフォームを持っていて、トイレで化粧を落としてたら、落ちてると思うんですが、どうですか?
化粧を落としたのは水洗いでってことなんですか?クレンジング持ってるのに?
待ちきれない
で、イワとウバが逃げて小栗に送ってもら平木。
連れて来た犯人が小栗なのに、送ってもらっていいの?
アパートの鍵
絵が気になる。
どこかのアパートらしき一室の白い扉。電話線、小さな呼び鈴、水道局の金属プレート、公共放送のシール、郵便受けの番地は荒木坂3-402-32、表札はない。
ほとんどすべてが白だけで構成。
額縁の下側に鍵が嵌めこんである。古風な金属製の鍵。小さなわりに重い。ひねりの部分に精巧な透かし、紋様はザクロと土竜。
前に読んだあめふらしと共通の人物が出てくるのはタビノソラ、雨過天青、雨師。 -
よく分からない
-
春夏冬中とかいて あきない中。
おもしろい言い回しだなぁと思ったのと表紙のかわいさに惹かれて。
読み始めるとほとんどがBL系で、ところどころ???な部分がたくさんあった。
特に否定派ではないけど、ちょっと多すぎて・・ 読み進めるのに時間がかかった。
不思議系な世界観もあったり、そういうのはおもしろいと思えたけど全てが理解できる感じがしなかった。
そんな要素があったんだねー。びっくりーー。
ワタシもひけてしまうんだけど、「きのう何食べた?」
ぐらいの感じだ...
そんな要素があったんだねー。びっくりーー。
ワタシもひけてしまうんだけど、「きのう何食べた?」
ぐらいの感じだったら読みやすいよね[*Ü*]
次のお話が気になる構成なの楽しみーー♡
読む時はちょっぴりココロの準備をして楽しむねーー♪