イルカ

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163247601

感想・レビュー・書評

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  • よしもとばななさんの本を読むとやさしい気持ちになれるきがします。
    感覚を大事にしよう、ともおもいます。

  • どことなく全体的に抽象的で地に足がついていない感じでしたがすらすら読めて雰囲気とかが気持ちよかった。「私」の生き方には賛同しかねるけど最後の方のある部分の「私」の思いがすごくよかったです。

  • 感覚世界が鋭い。
    赤ちゃんができたときの感覚は、まだわたしには分からないけど、美しく描かれててきれいだと思った。

  • 図書館で借りた本

    思わず私も高齢ですが出産してみたい気持ちになってしまいました。

  • 「そして私は時間と人生の関係をその痛さの中で悟った。」
    「痛くない時間は痛くないことに安らぎ、痛い時間には痛くない時間を待たないこと、今のことだけしか考えないように集中する。」

  • 「もうどこへも行かないのに どこまでも遠く」

    何かをやり遂げて、平穏を感じるときに思う。

    わたしはどこへもいかない。

    だけど、どこまでも遠く。

    もし妊娠したらまた読むでしょう。

    もう何回読んだかわかんないけど・・・

    このひとの選民思想、自分でも気づいてるんだなあ

  • あかちゃんがうまれるはなし。
    なんていうことはないはなしなんだけど、おもしろかった。

  • ミステリーであり、ラブストーリーでもある。市川さんとはまた異なる色のお話です。

    『子供ができる』というのは何か理由があるんだろうなぁ。どこか神秘的で、自分がもしそういう立場になった時は、受け入れようて思いました。

    五郎はなんかちょっとナヨくて、でも女の扱いを知っていてちょっと素敵です。一緒にイルカを見に行きたくなっちゃう。

    男が女に求めるもの、女の生き方…いろいろ考えさせられます。よしもとばななはこんな文章を書く人だったっけexclamation & question久しぶりに読んだけどなんか落ち着く。

    49階で東京が夜になり、東京タワーが色づく景色を見ながら、贅沢な時間を過ごせました東京タワー

  • 子どもがほしくなってしまった

  • (2009.02.25読了)

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著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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