プリンセス・トヨトミ

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著者 : 万城目学
  • 文藝春秋 (2009年2月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163278803

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プリンセス・トヨトミの感想・レビュー・書評

  • 万城目学ワールドにはまりました。
    大阪の父と息子が歩く道に切ない思いを抱いたのは私だけではないと思います。
    映画も楽しく良かったです。

  • <閲覧スタッフより>
    大阪の地名が実にたくさん出てきて、近辺の住人なら「あそこか~」と思えるような細かい描写が多々あります。さらに、舞台となっている空堀商店街は、グルメやお洒落のスポットとして人気も高まってきているまさに今アツい場所!行ってみる価値アリです♪
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    所在記号:913.6||MAM
    資料番号:20093293
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  • ダメだ、この間(鹿男あをによし)もだけど、
    万城目さんの小説で泣いてしまう。

    「これは男と男の話だから、感動するけど、松平の気持ちを思うと本当に心が動くけど、でも男と男の話だから永遠に入っていくことができないな」
    と思いながら読んでいたら、
    その後に旭が「太閤」で大輔に話す場面が来ました。
    泣いた。

    大輔の圧倒的な深い絶望感の描き方も、すごい。

    主人公が、非常に悪い敵の親玉より最終的に一番強くなるというお決まりだけどとても胸の熱くなるスカッとする展開も入っているし、
    ちゃんとスターウォーズのC-3PO的なキャラもいるし(鳥居)、
    もうこれ最高だ。

    大阪の人はなぜ面白いのか?
    というのを歴史的に紐解いている謎のシーンもある。
    大真面目に馬鹿な感じも入っていてもう、もう面白い。
    あと万城目さんって健さん好きなんだなというのも伝わった。

    全然感想が止まらなくてたくさん書いてしまった!

    **以下は日記みたいなものです。**
    私は大変な戦国音痴なのですが、去年1年間『真田丸』に夢中になりまして、
    大阪国の人の名前が出てくるたびにいちいち「おお、わかる!真田丸観ててよかった!!」大興奮しました。
    でも、なぜか「橋場/茶子」と「真田/大輔」の名前のことは読み終わってお風呂に入るまで思い至らなくて
    シャワーを浴びながら
    「!!!!!!!」
    と本当に本当にテンションがMAXになりました。

  • よくよく考えたらあり得ない設定なのに、 読んでいる間は、現実世界でもあるかのようにしっくりきちゃう。

    そんな「絶対ない!」をあり得そうに見せる、万城目さんのストーリー設定がすきです。

    今、大阪に住んでいるのでさらにわくわくしました!

  • なんで“茶子”なのかしら。“寧々”でいいじゃん、“秀子”とか“吉子”とかでも。“橋場”は、最初気付かなくて、結構読み進めてから「あっ!」って思って、嬉しかったやら悔しかったやら。(2017-03-01L)

  • 鴨川の方が面白かった。もうひとひねり欲しいかな。

  • 大阪城が出てくるまでは面白かった。

  • すごく非現実的な話だけど、リアリティがあった。その発想がおもしろい。
    最後、女性も実はみんな知っているというのがよかった。
    この人の作品ではいちばん好き。

  • 万城目ワールド炸裂全開!大阪万歳!映画もなかなか楽しかった。

  • 内閣、国会、裁判所いずれの機関からも独立した組織、会計検査院。こんな機関あるんだー、が第一印象。
    この本の登場人物は濃い。なにかしら性格にクセがあったり能力が高かったりする。いい意味で現実感がない。
    検査官サイドはあれでいいんだけど。中学生サイドはもう一押し欲しかったな。「物事は少しずつしか変わらない」のかもしれないけど。

  • 【読了】プリンセス・トヨトミ/万城目学

    万城目作品が意外にも初めてだった。
    作品の途中で、DVDを借りてきていて返却のために先に映画を見ちゃったけれど、どちらも好きなエンディングだったかな。
    設定がやはり所々違うのは仕方ないけれど、本を読んでみて登場人物の配役が私の中ではゲーンズブール・旭(映画では岡田将生)が黒木メイサか香椎由宇、鳥居忠(映画では綾瀬はるか)は濱田岳だったので、読んだ方に聞いてまわりたい←

  • 2012.5図書館本。
    映画の補足として読んだ。小説の圧勝。

  • 設定に無茶があるような。大輔のこれからを応援したい。「だって、女の子として生きていくんでしょ?」あっさり返す旭さんが素敵。

  • 会計検査官という人物設定がなかなか良い。その役目もあまり知らなかったので面白かった。先に映画を観ていたが、ストーリーの細部が違っていたので本の世界に入り込んだ。いつもの奇妙奇天烈な世界観だが、それを考えつけるのが、尋常なく凄い。また、最後のオチもいい。いつもがだが清々しく読み終えることができる。万城目さん偉い‼️

  • まず、発想がすごい。
    よくこんな設定思いつくな。

    そしてラストまでだれることなく読み進められるのが筆力なのか。

    キャラは立ちすぎているので映像にしたらやらしくならないかな。映画を観てないからなんともいえないけど。

  • 鴨川ホルモー、ホルモー六景、鹿男あおによしに続く万城目ワールド。
    面白かったし、リズムよく読めた。
    でも、消化不良の部分も多々。
    鴨川ホルモー等の方が、私は好みだな。
    名前で、ぴん!ときたり、親との伏線で、ぴん!ときたりする部分があるので、うまく作られてるなーと思った。

    最終的なシメ。
    やはり女性は強い(笑)

  •  おもしろかった。500ページもある大作だが、途中で止められず1日で読んでしまった。
     現代空想(ファンタジー?)小説と言う感じの内容で、凸凹トリオの金融庁役人が実地監査に赴くところから話は始まるが、個性的な面々の現実にありそうな仕事風景である。また、大阪の商店街の人々の市井の生活のこれまた今日ありそうなドタバタ情景が並行して語られ、やがてこの二つのストリーが交錯し、非現実的な設定に取り込まれていくのである。
     ストーリー、構成、登場人物、描写いずれも読んでいる者を引き付けて離さない。書名からしてインパクトあるし、著者の筆力の高さをいかんなく発揮している本だと思う。

  • 万城目学の長編第三作。『鴨川ホルモー』京都、『鹿男あおによし』奈良とくれば、次はもちろん大阪ということで、3人の会計検査院検査官と性同一障害の中学生とともに大阪国の秘密を描く。日常と幻想が入り混じる構成は前二作と同じだが、発想の奇抜さ、物語の重層さ、ヒロインの魅力とどこを比べても、やや劣る感じ。もっとも、『プリンセス・トヨトミ』が劣るというよりは、前二作が優れ過ぎてるだけなんだけど。

    エンターテイメントとしては十分楽しめるが、そもそもが大阪国という発想自体がホルモーや鹿男と比べると奇抜さに欠ける(関西ではよくある冗談だ)し、旭ゲーンズブールのキャラクターも後半に至ってちょっと破綻気味で感情移入し難い。富士山の十字架の伏線も回収して欲しかった。

  • テレビで先に映画を観た。ただどういうわけか、録画した映画の途中から、それもクライマックスシーンから観てしまった。それと知らずに。先に観ていたパートナーからは、映画が終わったところで「どうして途中から観てるのかなあと思った」と言われた。先に言ってくれればいいのに。仕方ないので、もう一度最初から観た。先のネタがばれた状態で観てもおもしろくないかと思ったが、それはそれで楽しめた。「はらはら、どきどき、わくわく」という部分は少し減ったかもしれないが、伏線を考えながらしっかり見ることができた。結論、抜群におもしろかった。「長い廊下を二度通ることになるというくだり」では目頭が熱くなった。さて、映画の話をしたら、近所にすぐ原作を貸してくれる人がいた。これまた結論が分かっていて読んでいるのであまり楽しめないかとも思ったが、四章後半あたりから、特に五章に入ってからはぐいぐい引っ張られた。映画とは設定がずいぶん違ったけれど、それはそれでよかった。組長さんが頭丸めて校門前で土下座するなんていうシーンには、ちょっとニヤニヤさせられた。35年に1回くらい結束するということが、「これはほんまのことなんや」とみんなに思わせるようなはたらきがあるのだろうなあ。僕も大阪の男でありたかった。ほんまに本物の大阪城はあると思う。映画で和久井映見さんが「ほんま大阪の男は・・・」というときの顔がとってもすてきだった。

  • ホントに在りそうです…大阪国
    でも、実は女性が男性陣を手のひらの上で転がしてる図が浮かびますね。
    ほんっと男って子供よね~って感じで。
    最初に読んだとき、映像の方がすんなり楽しめそう、と思ったのに、映画は観そっびってしまいました。

  • 万城目ワールドに引き込まれた!
    難しい言葉の羅列を省いてどんどん読めちゃう。大阪総理大臣?だっけ、その息子が女の子になりたいと思う男子って設定もなぜここで?と摩訶不思議。

  • 人情深く、噂好き、世話焼き、商人気質…大阪に生まれたことにプライドを持っている大阪人の質や独特の文化を思えば、「もしかしてあるかも?」と信じたくなる。歴史、実在の組織や建築物等を絡めた秀逸なエンターテインメント作品。いつの時代も男は女の掌の上??(笑)

  • 『見ざる、聞かざる、言わざる』。200万人の守人プロジェクト。知ってます?大阪には別個に国が存在していて、日本の国予算のかなりの額を極秘に捻出してもらってるらしい。おっとっといけない三猿に徹しなきゃ。大阪人じゃないからってここでバラしちゃいけない。大阪国と会計検査院の、目には見えないやり取りが水面下で始まってます。他では知り得ない情報ですよ。大阪らしいオチもちゃんとラストに用意されています。気張らないで読む作品です。

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プリンセス・トヨトミの作品紹介

このことは誰も知らない。五月末日の木曜日、午後四時のことである。大阪が全停止した。長く閉ざされた扉を開ける"鍵"となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だった-。前代未聞、驚天動地のエンターテインメント、始動。

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