プリンセス・トヨトミ

  • 4377人登録
  • 3.54評価
    • (358)
    • (786)
    • (914)
    • (186)
    • (41)
  • 896レビュー
著者 : 万城目学
  • 文藝春秋 (2009年2月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163278803

プリンセス・トヨトミの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 『鴨川ホルモー』の京都、『鹿男あをによし』の奈良に続き、今回は地元大阪が舞台。
    400年も続き徐々に規模が拡大し守られてきた、とある組織と東からやってきた会計検査の対立!私は大阪に住んでいるが、こんな世界が本当にあったら男に産まれなかった事を後悔してしまいそう…。旭の気持ちがちょっと共感できた。でも、組織についての引き継ぎの話はほんのり涙なので、やっぱり女で良かったかも。
    登場人物の名前が豊臣家に所縁のある人物ばかりで、戦国時代好きな私は秘かににんまりしながら読んでいた。人情の町、大阪ならではの物語で、やはり大阪は良いな~と実感。

  • ホントに在りそうです…大阪国
    でも、実は女性が男性陣を手のひらの上で転がしてる図が浮かびますね。
    ほんっと男って子供よね~って感じで。
    最初に読んだとき、映像の方がすんなり楽しめそう、と思ったのに、映画は観そっびってしまいました。

  • 映画にもなり話題にもなっていたので読んだ。
    後半はおもしろかった。
    けど前半、中盤はリズムが悪く読むスピードがなかなかあがらなかった。

     ”400年にわたりあるものを守り続けてきた大阪の男たちと、それを知らずに大阪へやってきた会計検査院との攻防を軸に、親子の絆を描いたパラレルワールド的な作品”-- Wikipedia

    デタラメな設定がなぜかよくあう大阪。
    大阪人の江戸に対する対抗、おもしろいことを一生懸命するとこ、人情あふれる機微、そしてやっぱり頭があがらない所あり、と大阪人というキャラをうまく作品に活かしているなと思った。

    あとは、出てくる地名に懐かしさがチラホラ。大阪出身なんで(^^
    最後まで読むとおもしろいです。

  • キャラ名がネタバレという稀な小説。
    トンデモ設定ですが、歴史ネタや大阪の気風を考えるとそれらしく感じてしまうのは、万城目さんの筆力ゆえですね。
    終盤ギリギリまで謎キャラだった旭の動きや、自分のルーツと対峙する松平、ミラクル鳥居など、監査官トリオがいい味出てました。
    男・女の信念もカッコよかった!

    さきに風太郎と鹿男を読んでいたので、ニヤニヤ度2割増しでした。

  • 初めて知ったときは、自分は大阪出身なので、
    「ついに万城目学の大阪が舞台の小説キターー!」とはしゃいでしまいました。
    内容も、驚きの設定や、壮大なストーリーで思わず息をのんでしまいます。
    やっぱり、作り話だと分かっていても、ついつい大阪国ってあるのかも、って想像しちゃいます。
    ただ、後で見た映画版のほうは、期待していた割には面白くなかったです。
    でも、たった2時間であの奇想天外な話をまとめるのは難しいでしょうね。

  • 壮大なホラ話って感じ。
    どこからこんな話を思いついちゃうんだろう?
    そこがエッセイの面白さとつながってくるんだろう。
    学生たちのキャラクターが良かった。

  • #読了。第141回直木賞候補作品。会計検査院の検査により、疑問を持たれた社団法人OJO。このOJOにはとてつもなく大きな背景が。かなりの大仕掛けなので、かなり疑問が残るところも。しかしながらそのスケールは痛快。

  • だいぶ前に読んだ本。
    テレビで放送された三人と私が思い描いていた三人は違ったけど、場面の展開が面白かった!親から子へ…というメッセージが後から出て来たときは、ウワーオと思った!

  • 万城目さんは読むの2作目。(1作目は「鹿男~」。面白かった記憶だけはある)
    映画化されてたので名前は知ってたけど、内容は全然知らなかったので読んでみてびっくり。そっか、そういう話だったのか~!
    プリンセスって誰かと思っていた。

    大阪国、すごいなあ。なかなかに奇想天外なんだけど、ひょっとしてもしかしたらそんなことがあるかも・・・いや、ないか。
    たしかちょっと前に、工事中の阪急の下からなんか地下の建造物とか出てきたりしなかったっけ?
    自分自身が大阪に住んでいることもあって、もしこんなことがあったら凄いやろうなー、とちょっとでも考えさせるところがすごい。

    あと、たまに名前入りで出てくる皆さんは、豊臣方の戦国武将の子孫の方々なんでしょうか。ひょっとして。もしかして。

    オチの付け方が綺麗で、なかなかニクイです。
    いつの時代もしたたかで強いのは、女なんだねぇ・・・。

  • とにかく面白くて、一気読み。
    登場人物が、魅力的。

    調査官3人組は、絶妙なバランスで、面白い。
    こんな調査官がいたら、楽しいなーと。
    調査される側は、嫌でしょうが(笑)

    中学生の方も、応援したくなる。

    驚くべき設定なんだけど、現実と上手く絡めた展開で、不思議と納得してしまう。

    大阪の地理が、かなり細かく描かれていた。
    実際に知っていると、イメージできて、より楽しめるのでは。
    行ってみたくなった。

    最後は、ちょっぴりじーんときた。
    結局、手のひらの上で転がされていたんだなと、にやりとした。
    人の温かみがあった。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-f9c3.html

全896件中 1 - 10件を表示

万城目学の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

プリンセス・トヨトミに関連する談話室の質問

プリンセス・トヨトミに関連するまとめ

プリンセス・トヨトミを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

プリンセス・トヨトミを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

プリンセス・トヨトミを本棚に「積読」で登録しているひと

プリンセス・トヨトミの作品紹介

このことは誰も知らない。五月末日の木曜日、午後四時のことである。大阪が全停止した。長く閉ざされた扉を開ける"鍵"となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だった-。前代未聞、驚天動地のエンターテインメント、始動。

プリンセス・トヨトミの文庫

プリンセス・トヨトミのKindle版

ツイートする