まほろ駅前番外地

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 4954
感想 : 818
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163286006

感想・レビュー・書評

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  • ひとつ途中で読みたくなくなる話もあったけど、普通に面白いものが多かった。そんなに仲良くなかった同級生と三年も一緒にいられるものなのかな。

  • 直木賞受賞作品の『まほろ駅前多田便利軒』の続編。
    続編というよりスピンオフ作品か。

    前作はすごく面白かったから期待しすぎたかな。
    今作は前作を読んでないと面白さ半減だと思うし、
    ストーリー自体も少し物足りなかった。

    ただ多田の恋の行方とか行天の過去とか、
    この後も続編が出そうな気がします。

  • シリーズ二作目。まず挿絵に目が行きました。行天、いい男すぎやしませんか!
    微笑で女の子にご飯を奢ってもらえるくらいだし、無駄にイケメンなのでしょうね。
    『もののけ姫』のテーマ曲を半目になって歌う、しかも上手いってところが意外すぎて笑えた。
    映画は観ていませんがキャストは知っているので、読んでいると俳優さんの顔がよぎりました。
    わたしの想像だと多田は寺脇康文さん、もとい亀山君かなぁ…
    (もろに挿絵の影響です。笑)

  • 前作の記憶が曖昧な中、読了。
    まあまあ楽しめた。

  • もはや夫とは男と女ではなく、あまりにも長く時間を過ごしたために、夫婦であるという事実すらも鈍磨してきている。けれど心のなかにある、灯火のようなものは消えないのだ。…そうか。インフルエンザの看病中にインフルエンザの出てくる小説もあった。まだ、続きがあるのかな。ドラマを見たから、映像がドラマの映像だけど、細かな模写が秀逸。

  • 読了日2012/08
    今をときめく三浦しをんさんの本。最新作はもちろん、そうでなくても
    図書館では予約でいっぱいでなかなか手に取ることができないけど
    たまたま、返却されてすぐのをゲット♪
    前作の『まほろ駅前多田便利軒』は読んでないけど、とりあえず読めるときに!
    やっぱりかなり面白い!映画化に続き来年にはドラマ化の予定も。
    短編集で、多田便利軒の多田・行天を中心にまほろ市民が描かれている。

  • 三浦しをん氏の人気小説のシリーズ第二弾になります。

    第一作の「まほろ駅前多田便利軒」で登場したサブキャラクターを中心にしたショートストーリーが複数収められています。

    第一作と続けて読んだのですが、小説の世界観が更に広がり楽しく読むことができました。

    個人的には星良一の話が好きですね。

  • 3.5 まほろ駅前シリーズ番外編。お馴染みのまほろ市民の視点で書かれてます。多田、行天。二人の心の奥に潜む闇が垣間見れます。

  • 好きだ。
    多田、がんばれっ。見捨てないでくれ、行天を。

  • 既に1000件近いレビューが有るのでメモ。
    ・シリーズ第2巻。
    ・登場人物ごとに視点をフォーカスして章立て。
    ・第一作で、"これは、どんな人物かなー?" と思った背景などが知れて面白い。
    ・中心的人物である、"行天" の目線からは語られないが...
     ・行天の奇行の経緯が少し突っ込んで描かれている。痛い。
    ・多田の恋模様の序章が描かれる。続編が有ることが期待させられる。
    ・イラストが入った。各省の先頭のみだが、何だかラノベ風。

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著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

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