河童が覗いたトイレまんだら

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 74
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163444000

感想・レビュー・書評

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  • 古い本で昔から読みたかったのですが縁がなく今頃読みました。とっても興味深かったです。皆様のその後のトイレも見てみたい。

  • 高校時代、興味がありながらお年頃で恥ずかしくて読めなかった本作をやっと読んだ。期待通りの面白さ。

  • 「河童が覗いた」シリーズ。山藤章二さんの一言にすべてが凝縮されているようです:「ところで河童さん、このトイレ取材のシリーズは、トイレをキーにして、大袈裟にいえば、その人固有の文化を語らせるというのが狙いなんでしょう。仕事場を覗かせてもらったときと、トイレとでは文化の語り方が違いますか?仕事場の場合は、形而上的な話になるおそれがあるけれど、トイレの場合は形而下的な話まで下りていける。つまり本音を語る面白さを引き出せるという感じですか?」。

    トイレの俯瞰図ももちろんですが、対象の52人のかたから引き出す四方山話が面白いです。

  • 楽しい。河童さんの本はついコレクションしてしまう。

  •  自分はトイレにこだわりはない。あそこはただの「用を足すためだけ」の空間であると認識している。しかしながら、価値観はホント多様であるね。みんなトイレで色々なことに挑戦してます(笑)それから、トイレに対する各々のこだわりなんかもあり(絶対にドアは閉めない・・など・笑)自分のトイレ・ライフを振り返りました。意外とクセがあるものかもしれません。ちなみにいとーは、できる限り、息を止めるようにします。

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著者プロフィール

妹尾河童
1930年神戸生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュージカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。また、エッセイストとしても、『河童が覗いたヨーロッパ』『河童が覗いたインド』などの大人気シリーズで知られている。著書多数。『少年H』は、著者初の自伝的小説で、毎日出版文化賞特別賞受賞作である。

「2013年 『少年H(下巻) (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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