中村俊輔 リスタート

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163588407

感想・レビュー・書評

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  • 彼についての本は他にも5冊ほど持ってるけど、何かに行き詰ったら、必ずこの本を手にとる。何度も読んで、何度も泣いた。
    大きく分けたら2回、彼は大きな挫折を味わったけれどそれでも、いやそれを乗り越えたからこそかくも強いのだと。

    W杯の選手発表のあとのインタビューで、落ちることは分かってたと言った彼には、既に次への決意はあったのだろうか。
    幼い頃からサッカーという夢を抱いてきた彼だから、悔しくなかったはずはない。それでも彼は球を追うことをやめはしなかった。

    「サッカーはやめない。俺にはサッカーしかないから、それで生きていく」

    簡単なことなんだ、それだけなんだといわんばかりに。
    誰よりサッカーを愛している彼だから、こんなにも多くの人を魅了し、ときに涙まで流させるのだと思える。だいすき!

    多分これから先に、どんなにすごい選手が、たとえばロナウジーニョみたいな選手が日本に出てきても、彼はファンタジスタであり続けるのだろう。

    ずっとずっと、あたしの一番の、スーパースター。

  • 2002年日韓W杯日本代表に落選してからイタリア移籍を決める頃の、中村選手の葛藤と挑戦の記録。つらい状況から這い上がる姿に胸を打たれました。

  • 日韓ワールドカップのころにshunsuke.comのプレゼントでもらいました。
    トルシエからの評価で不遇な時の思いもあります。いまの大きく成長したあとで見返すとこんな経験も糧になっているんだと改めて思います。

  • 中村俊輔がフランス代表戦で感じた世界とのレベルの差やけがとの戦い、日本代表でのポジションをめぐる葛藤、海外移籍への焦り、ワールドカップ出場メンバーに選ばれなかったこと、レッジーナでの活躍など試練を乗り越え、世界へ飛び出すまでを描いた作品、とてもいろいろなことが伝わってくる本。ぜひみなさんも・・・

  • トルシエに与えられた様々な試練
    俺には嫌がらせにしか思えなかった日韓W杯落選。
    どんな時も前向きに「サッカーがうまくなりたい」の
    一心でチャレンジする俊輔は凄い。
    俊輔は「リスタート」できなくなったら
    引退するんだと思う。

  • この人が大好きです

  • <font color="blue">「サッカーはやめない。俺にはサッカーしかないから、それで生きていく」 </font><br>
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    簡単なことなんだ、それだけなんだといわんばかりに。 <br>
    誰よりサッカーを愛している彼だから、こんなにも多くの人を魅了し、ときに涙まで流させるのだと思える。<br>
    ずっとずっと、あたしの一番の、スーパースター。

  • フランス代表戦で感じた世界とのレベルの差、日本代表でのポジションをめぐる葛藤、海外移籍への焦り、ワールドカップ出場メンバーに選ばれなかったこと、レジーナでの活躍など。試練を乗り越え、世界へ飛び出すまでを綴る。

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著者プロフィール

さとう・しゅん……1963年、北海道生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、出版社を経て ’93年、フリ-ランスとして独立。サッカー、陸上競技を中心に幅広いスポーツシーンを取材し、『Number』をはじめとする雑誌、新聞、『web Sportiva』等のWEBメディアに寄稿。おもな著書に『中村俊輔 リ・スタ-ト』『稲本潤一 1979-2002』(ともに文藝春秋)、『宮本恒靖 主将戦記』『高原直泰 ゴ-ルゲ-ト』(ともに小学館)、『サッカ-ライタ-になりたい』(ぴあ)など。

「2017年 『駅伝王者青学 光と影』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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