さすらいの女王

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 62
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163671307

感想・レビュー・書評

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  • 突き抜けてるなあ。
    共感はできないけどねえさんカッコイイ!

  • 豊胸手術、遺伝子検査、子宮筋腫、癌疑惑、差し押さえ・・・うさぎ氏を取り巻く2004~2005年。
    「週刊文春」に連載されていたコラムエッセイ。この前は『ショッピングの女王』だそう。その書籍版も読んでみよっかな。

  • エッセイストは、作家やホステスとかとは違う意味で自分を切り売りしている人なんだなあ、とひしひしと感じます

  • 40代後半の作者が「恋をして振られました」というところを読んでほっとしました。

  • やっぱりうさぎさん面白い!!好き。

  • ●買い物依存症から肉体改造にまで走ってしまった中村うさぎ女王様の自虐ネタエッセイ集第・・・6弾くらい? ●思うに客観的に文章にする(=そしてお金をもらう)ことで、更にウケを狙うべくネタに走った行動に出てる気がしますよ女王様。
    このエッセイをやってなければ、ホストに入れ込むにしろ豊胸するにしろ、も少し控えてたんじゃないですか実は? しかしそうすると、女王様は違った方向に病んでしまわれるのかもしれませんな。 ●個人的に面白かったのは、「美容整形で得たもの」「事実を認めよ」等の容貌コンプレックス論。
    「“夫婦”の定義はそれぞれ」「言葉と概念の扱いに注意せよ」等の言葉論。
    「知り合いの死に想う」「生きることの意味を考える」なども、よろしかったです。
    通常、人生論なんざぺぺぺっ、洟かんで丸めてゴミ箱へポイだっ的スタンスな私なんではありますが、これは全編がギャグ&自虐のオブラートにくるまれているので、素直に共感できるのでした。
    いやあイタい内容だと思うんだがなあ。共感するのってマズいよなあ・・・。

  • 子宮癌疑惑の話が面白かった。

  • 中村うさぎさんのパワーは尋常じゃない。この本のあとがきを書いているときの彼女の所持金は4,000円、、、彼女の人生は波乱に満ちているのだ。己のナルシシズムを満足させるために整形や豊胸を行い、区役所に差し押さえを喰らう彼女の生き様は、矛盾に満ちている。彼女は女性の悲しい性を描いているように見えるが、じつは、人類共通の悲しい性を描いているのだと自分は思う。だから、男性の自分にも、十分に共感して読むことができる。

  • 読め!<br>
    <br>
    読んだ方がいい。私的にはこれはもう哲学書。<br>
    色々考えさせられた一冊。<br>
    <br>
    「女」「家族」「夫婦」・・・私が今一番関心があることに<br>
    一石を投じてくれたね。共感できる部分と出来ない部分があって<br>
    また面白い。反論することで自分の真意を発見することって<br>
    あると思うし。<br>
    <br>
    「女なんてコスプレだ」の一言に大納得。<br>
    <br>
    ブラに詰め物をし、ガードルでしりを上げ、ウエストニッパーで<br>
    腰を絞る・・・確かにコスプレよね。

  • 美容整形や豊胸手術、ホストクラブやゲイの旦那まで自分の生き方を隠さない中村うさぎをリスペクトしてます

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著者プロフィール

1958年2月27日生まれ。
エッセイスト。福岡県出身。
同志社大学 文学部英文学科卒業。
1991年ライトノベルでデビュー。
以後、エッセイストとして、買い物依存症やホストクラブ通い、美容整形、デリヘル勤務などの体験を書く。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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