- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163683201
感想・レビュー・書評
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組織とは、働くとは、リーダーとは…テクニックではなく、共著者の考える、あるべきマインドセット論です。決して目新しさはありませんが、働くに際してどこかで意識しておきたい内容が盛りだくさんの内容でした。
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将来、社長になろうと思っている、または
現在社長の人にはいい本だと思う。
元キャノン社長の御手洗さんと元伊藤忠社長の丹羽さんの
対談形式の内容。
僕は「私心」(休みたい、お金欲しいなど)があるから
社長にはなれないなと思いました。
でも、いろいろヒントがある本だと思います。 -
キヤノン元社長の御手洗氏と伊藤忠の元社長の丹羽氏(二人とも今は会長)のリレー形式によるビジネス書。
二人ともさすがトップにいただけあって、これからトップに成ろうという人間(あるいは現在トップの人間)には、中々ためになる話しが多いですね。
ただ、一般の会社員や役人にとっては、少々説教臭く感じるのではないでしょうか。また、やはり「会社として」の考え方が強いので、「労働者」側の人にはあまり役に立たないかも。
でも、私はどちらかというと前者なので、たとえば、「トップになる人間は私心を捨てなくてはならない」といった、(まあ当たり前のことだが)耳が痛い苦言も多かったです。
まあ、私がトップになるのは、まだまだ先の話し・・・。
道は遠いですなあ。え?すでに道から外れてる? -
会社の使命というのは、①社員の生活の安定と向上、②投資家への利益の還元、③社会貢献、④先行投資するに十分な利益の確保、これができなければ企業として存在する価値がない。
社員にとっても、会社は何があっても自分を裏切らないという信用があるから愛社精神が生まれてくる。
リストラも転職も頻繁に行われる昨今、経営者と社員の距離はどんどん離れていくんだろうなぁ。 -
丹羽宇一郎と御手洗富士夫について知りたくて購入した本。
内容は多岐にわたり面白いトピックもあったが、
正直、一貫性がなく特に心に残るものがなかった。 -
お二人の対談集ということで期待していたんですが、これ、本当に対談していたんでしょうかね、という独特な構成。仰っている内容自体はこれまでもいろんな書物やインタビューで語られていたものなのでさほど目新しさはなかったですが、経営者の視点でのものの考え方であったり、取り組み方というところについては参考になる点は多いです。
丹羽さんが電車通勤してたとかカローラ乗ってるって話は有名ですが、あの大企業の社長がそれでいいのか?っていう安全保障上の問題はどうなのかなぁ、とか、ふと思ってしまいました。今は中国大使ですからさすがに地下鉄には乗らないだろうけど。 -
御手洗さんと丹羽さんの対談形式で構成されると思ったら若干違う。
お互いが思っていることを交代で書き記すような感じで構成されている。
交互に交わされる活発な議論のやり取りを期待して読むとちょっと肩透かしを食らうかもしれない。
丹羽さんの発言は他著書でも書かれている事と一貫されていて、発言にブレがない=他の著書を読んでいるとちょっと物足りなく感じるかもしれない。 -
現在2009年12月であるため、多少時代背景が異なる感じがする。途中で読むのをやめてしまった。
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Kodama's review
対談形式ですが、細かいやり取りではなく、一つのテーマでそれそれがお話しになっているので、内容が濃く読みやすかったです。当たり前のことですが、世界規模で動いている大きな組織をトップに立って動かしてきた方の考え方は、本当に幅と深さがあり参考になります。大きな夢を追い続けるためには、マクロ的観点で物事を見つめる必要があるとあらためて思わされました。
(06.8.1)
お勧め度
★★★★☆