浮き草デイズ 2

  • 文藝春秋
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感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (132ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163712703

感想・レビュー・書評

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  • やさしくい表現が大好き。繊細な心理描写も楽しくてあったかい感じ。これを読むとすぐ楽しくなるし、素直にがんばりたいなあというキモチになる。

  • たかぎなおこ すき!
    どこが好きって聞かれても、明確に具体的に言うのは難しいのだけれど。
    フツーな、でもフツーだけれど もそもそ と自分のペースで頑張っている感じというか。
    とにかく、すき!

    もうほんと、泣きそうになちゃったり あははーと笑えたり
    この本はスバラシイ!

  • 2009.11
    朝食バイト、朝早いのはとっても大変そうだけど、楽しそう。

  • 漫画家の下積み話ははずれなく面白いけど、これもその一つだ。等身大の感じが持ち味。

  • 浮き草デイズ?のバイトの話の続きから。ウェイトレスのバイトを始め、「150cmライフ」出版までのお話。ショッピングセンターの上階がビジネスホテルになってるというのは不思議だが、そこでの朝食係のアルバイトのエピソードが楽しそう。百瀬さんのフレンチトーストを食べてみたいな。顔や言動は怖いが実は優しい。次は夕方から夜にかけてデータ入力のアルバイト。18:00〜23:00の時間帯は訳有りの人が多いが、23:00〜9:00の方がもっと訳有りの人が多いようで。仕事と絵を描く楽しみのバランスの葛藤も描かれている。ホテルとデータ入力のアルバイトで生活を支える中、欲しいものができる。それはパソコン。でも生活はぎりぎりで680円のマグロを買うのにも一考する必要がある。そんな生活の中、イラストコンペの関係者から個展をしないかと電話がきて、一転する。バイトも普段と同じペースでヒーヒー言いながら制作をする。昔、地元で作った作品も送ってもらい水増しし、どうにか準備を整える。無事開催し、終了間際には絵を買ってくれる人も現れる。その臨時収入でバイトを休み、一旦帰省する。家で一息安心感を得てみたり、お客様扱いな気になったり、地元でおだやかな日々を過ごす。そして東京への帰り道、父親が送迎する車の中で父親がお小遣いをくれる。封筒には「おこずかい」と書かれている。いい年してお小遣いを貰う情けなさを感じながら、父親の「おこ”ず”かい」の”づ”が違う事に突っ込んでみたり。そのお小遣い10万円+絵の収入の残りや貯金でiMacを購入する。HTMLを勉強したりテレホーダイに加入したり、バイト代を貯めてスキャナーを購入して苦節2ヶ月でホームページを開設した。周りの反応から日記を付けてみたり、それでも不評なので絵日記コーナーを作ってみる。そんな生活を続ける中、絵日記のコーナーで身長が低い事から苦労した話を編集者の方が読んで下さり、150cmライフの出版に繋がる事になる。

  • 夢をが叶っていく課程をのほほんと。
    こういうタッチが好き。
    150センチライフもおすすめ。

  • イラストレーターを目指しながら
    バイトかけもちの東京での一人暮らし。
    不安な毎日のコミックエッセイ。

    【図書館・初読・4/12読了】

  • 2009.04.03. 再読

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著者プロフィール

たかぎ なおこ:1974年、三重県生まれ。イラストレーター。おもな著書に『150cmライフ。』『ひとりぐらしも5年め』『愛しのローカルごはん旅』『マラソン1年生』『海外マラソンRunRun旅』『ひとりぐらしも何年め?』『(お互い40代婚』(KADOKAWA)『浮草デイズ』『はらぺこ万歳! 』(文藝春秋)、『ひとり暮らしな日々』(主婦と生活社)、『へなちょこ手作り生活』(白泉社)など多数。

「2023年 『おかあさんライフ。 今日も快走!ママチャリ編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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