宮本恒靖 学ぶ人

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163755809

作品紹介・あらすじ

元サッカー日本代表キャプテンのリーダー論、サッカー論、W杯の記憶。Numberの人気連載に加え、新たにインタビューを掲載。

感想・レビュー・書評

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  • 【読間に】
    まだ数ページだけど(笑)。

    悪夢のW杯ドイツ大会の裏側を、どこまで“ぶっちゃけ”てくれるかが楽しみ。
    ジーコに不審を抱く者としては、遠藤(ヤット)が「信頼する力ージャパン躍進の真実と課題」で語った“日本代表監督比較”は痛快だったが、ドイツ大会不出場(選出されるも)だったヤットの視点だけで判断するのはさすがに不公平もあろうかと思うので。

    【読了】
    サッカー選手の現役晩年って、哀しいな。ツネもそうだし………思い返せば福西も、W杯を中心選手として闘った翌年にはジュビロから戦力外。移籍先でもあまりパッとしないままに引退…。

    決してプレイの才能溢れる選手ではなかった(多くの場面で誰かの控えであったし、最盛期ですらベンチを温める時期もあった)彼が、日本代表の中で大きな役割を担えたのは、彼の人間性と、サッカーに向き合う姿勢が常に一貫していたから、そして、タイトル通り彼が“常に考え、学び続けようとする人”だったからだろう。“その力”を、これからの人生に生かして、日本サッカーの発展に何かしらのカタチで関わり続けてもらいたい。


    文章は……基本的に雑誌連載の記事を並べただけなため、特に山場も無く後半は少々飽きた(苦笑)。



    直接に語られはしなかったが、W杯ドイツ大会でチームが崩れかけていたとき、ジーコは何一つ有効な手を打てずに(打たずに?)いたということは、理解できた。やはり、無策な監督だったと。



    ………ひとつ気になったこと。

    タイトルが「学ぶ人」で、表紙がアレって……… ロダンの“考える人”を意識した?真面目な本なのに装丁が“ダジャレ”って(笑)。


    ★3つ、6ポイント半。
    2012.09.26.書。図

  • 日本代表キャプテンを経てレッドブルザルツブルク移籍、ヴィッセル神戸で引退、そしてFIFA大学院へと進んだツネさんへの、節目節目でのインタビューと、本人による手記をまとめた一冊。チームをまとめる喜びと苦悩、自分のコンディションを整える日々の努力。いろんなことがツネさんを磨きあげたということがよくわかる。日本人Jリーガーとしては初のFIFA大学院進学。町田樹さんと重なって見えるところもあって、なんだかジンときた。
    "学ぶことは自分を成長させ、自分の人生に彩りを与えてくれるものだということを、これまでのサッカー人生でずっと学んできたからー。"

  • ナンバーに掲載したインタビューのまとめ。それ以上のものでは無かったし、それ以下のものでも無かったです。

  • 年齢は関係なく学ぶ事は続けていく
    学ぶ事でサッカー人生は豊かになったから

    本人の書いたものではなく、インタビューまとめ

  • インテルの長友、長谷部の本と比べると見劣りする 本人が書いたものではないということが、最大の弱点か? 大阪弁は苦手 軽く受け止めてしまう

  • 2013/05/08
    移動中

  • [2013.5]サッカー元日本代表の宮本恒靖さん密着取材がまとめられている。インタビュー形式に加え、その時の表情や食べているものなどの情景描写によって、宮本さんのサッカー観、人生観などのディテールが現れている一冊。

  • キャプテンについでやっぱり読み応えがあった!さすがです。けど、知りたいことはもっとあるかなー…
    けどもやはり生き様に憧れる。

  • numberの記事を集めただけの内容。発表の時点では価値ある情報だとしても、いま読んで得ることは少ない。当時の親善試合の課題を振り返って「4バックだ3バックだ」言われても情報の価値ないです。きちんと、再構成、 加筆して作品としてほしかった。その時々での宮本さんの考えていることは、良くききだせているとおもうから、残念です。

  • 宮本恒靖選手の第三者を通した回顧録

    宮本選手のファン向けに書かれているのだろうけど

    『日本代表のキャプテンの宮本選手』が
    どう学んでどうそれを活かしたかということには
    あまり触れられていない気がします。

    スポーツ読み物としては
    面白いので、そこが残念ですねー

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著者プロフィール

さとう・しゅん……1963年、北海道生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、出版社を経て ’93年、フリ-ランスとして独立。サッカー、陸上競技を中心に幅広いスポーツシーンを取材し、『Number』をはじめとする雑誌、新聞、『web Sportiva』等のWEBメディアに寄稿。おもな著書に『中村俊輔 リ・スタ-ト』『稲本潤一 1979-2002』(ともに文藝春秋)、『宮本恒靖 主将戦記』『高原直泰 ゴ-ルゲ-ト』(ともに小学館)、『サッカ-ライタ-になりたい』(ぴあ)など。

「2017年 『駅伝王者青学 光と影』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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