陰陽師 醍醐ノ巻

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 580
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163805702

作品紹介・あらすじ

「くれぐれも他言してはなりませぬぞ」妖怪との約定を違えた男の運命やいかに。安倍晴明の呪がさえわたる。若き陰陽師と笛の名手・源博雅が平安の京に起こる怪事件を解決する大好評シリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • 「「くれぐれも他言してはなりませぬぞ」妖怪との約定を違えた男の運命やいかに。安倍晴明の呪がさえわたる。若き陰陽師と笛の名手・源博雅が平安の京に起こる怪事件を解決する大好評シリーズ。」

    「あやかしのお話でありながら、人間関係やれないとも密接に関わってきます。人の感情と呪術は木っても切り離せないものだと実感できる作品です。呪術がお好きな方はぜひ!」(未来屋書店 本屋従業員によるおススメ本の紹介 2023 の紹介より)

  • 『笛吹き童子』の博雅がかわいい
    『きがかり道人』は話自体がメルヘンチックで可愛かった
    『百足小僧』は結構グロテスクな絵面だと思うけど夢枕獏が書くとそれほど気持ちが悪くない
    逆に『不言中納言』はゾッとした

  • 犬聖の心覚さん。なんかすごい人。 不言中納言の話が安定の話で面白かった。

  • 安倍清明と源博雅の物語が詰まった短編集。 お気に入りは「笛吹き童子」と「きがかり道人」の二話。 前者は博雅の笛の音によって起こった事件。菩薩すらも動かしてしまう博雅の笛の音に紙面からでも聞きほれてしまいそう。 後者はまさかの月に関する事件。規模が大きくて、ありえないよ!と思うけれども、このシリーズだからこそあったかも…と思う。 風情溢れるいい話ばかりである。

  • 18

  • 自分が自分であることの大切さと己の敵は自分自身であるという生き方の難しさを考えさせてくれる『笛吹き童子』をはじめ、良作が多い1巻でした。

    生きているうちにやりたいことをやっておく大切さを感じた『はるかなるもろこしまでも』も良かった♪

  • 陰陽師シリーズ。

    安定感抜群。怪奇モノやら恋愛モノやら、バラエティーにも富んでいて飽きない。「犬聖」「白蛇伝」が特に好み。

  • ☆笛吹き童子。晴明さんがスゴいのは様々な逸話から知ってたが、博雅さんも鬼から笛を貰ってたり十分スゴい男だった。

  • 前に一回読みました。
    最新作を読もうと思って前作を読んでみました。
    相変わらずの安倍晴明であり、源博雅でした。
    やっぱり、夢枕獏はいい、安倍晴明はいいですな。

  • もはや、博雅が困ったり感動したりしているのを見たいがために読んでいるようなものだなあ。そのくらい博雅が好きだなあ。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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