三匹のおっさん ふたたび

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 6996
感想 : 916
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163812601

作品紹介・あらすじ

ご近所の悪を斬る還暦三匹が帰ってきた!
武闘派のキヨとシゲ、頭脳派のノリ。“三匹のおっさん”が万引き、不法投棄など地域の問題に立ち上がる! 痛快活劇小説第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 2015.8.15相武台分館2015.8.18

  • 花の名前を覚えたいなと思った。

  • 今回も町内の悪をバサバサと切り込んでいく!
    が、前回よりも悪事の内容が可愛げがなく、しかし日常に溢れていることなので、ちょっと嫌な気持ちになった。この3匹がいても、悪いことする人はどこにでもいるんだろうなと思う。でも読みやすいので、続編をお願いしたい!

  • 最初の物語を貴子にしてくれてありがとう。
    誰も悪い人がいないと信じたい。
    貴子とはじめて仲良くしてくれたあの人も、何か深い理由があったらと信じたい。
    次の巻、出版してくれないかしら?

  • 3匹のおっさん2作目。
    今回は周りの人々関連の話が多かった気がします。
    今回もワチャワチャ読んでて楽しかったです(* ˊ꒳ˋ*)

    最後のボーナストラック、「好きだよいえずに初恋は、」がとても好きです。
    感情移入して泣きそうになりました…

  • #高校から大学パートに飛び出してめぐる季節に想う花の名

  • 前作が、あまりに痛快だったので、ちょっと物足りなく感じてしまった。ただ祐希くんがいいね❗️ 我が息子たちも、こんな風に成長してくれたらと思います。最後のボーナストラックの「好きだよと言えずに初恋は、」…好きな感じの作品だなぁ。それから、読んでる本のほとんどが図書館本や古本の私は、あとがきを読んで反省。全部とはいかないけど、気に入った本はちゃんと本屋さんで買おうと思いました。

  • 有川浩は面白い

  • わずかに、ほんのちょっぴり重くなってましたね

    60を超えたおっさん3人が夜回りをするってだけでもう地域の問題や家族の問題、世代間の問題にスポットを当ててるんだろうなってのは誰にでも分かるし、実際その通りなんですね
    でも前作は有川ひろさんの筆さばきにいい意味でライトな感じがあったんですが、今作は社会派の部分が多めだったかな?と思うのです

    全編を通して一貫して提起されているの地域の繋がりが希薄になってきているということだったように思います
    自分の住む地域でも子供会の活動がなくなったり、町内会に入る人が少なくなったり、脱会する人がいたりとなんだか寂しい気持ちになります
    うちの奥さんなんかは地域の公園やゴミ収集所、街灯などが町内会費によって維持管理されていることを理由に町内会に入ってない人は街灯の下を歩くな!などと憤っていて、まぁまぁとなだめつつも確かにいちりあるなぁと頷いてしまったりもするのです

    特に子供会に関しては自分は子供時代に楽しかった思い出しかないので、今の子たちはかわいそうだなぁと残念に思うのです

    近所のお兄さんお姉さんと遊ぶのも楽しかったし、自分が年長になって小さい子たちの面倒をみるのもなにか誇らしい気持ちになったものです

    親になったらなったで、我が子の友達の顔を覚えたり、子供を通して親同士のネットワークを築いたりと得ることの多い貴重な場だったように思います
    なによりそのネットワークは確実に防犯にも繋がっていたいたはずです

    ただ過ぎ去ってしまったものを惜しんでばかりいてもしょうがないので、今の時代に合った新しいかたちの地域ネットワークを構築する方法はないもんかなぁと、そんなことを考えた一冊でした

    • みんみんさん
      わたし今年班長だ(*´ー`*)
      町内会費集金しなきゃ…
      わたし今年班長だ(*´ー`*)
      町内会費集金しなきゃ…
      2023/04/03
    • ひまわりめろんさん
      むしろ大統りょって物を投げないで!
      むしろ大統りょって物を投げないで!
      2023/04/03
    • ひまわりめろんさん
      集金めんどくさいよね
      町内会あるあるだ
      集金めんどくさいよね
      町内会あるあるだ
      2023/04/03
  • ずっと前に買ってあった本だけど、単行本(ハードカバー)で、通勤バックに入れて持ち歩くのがおっくうだったのだが、やっと読み終わった。
    というのも、先週 嘔吐性の風邪(インフルエンザではない)をひいてしまい、二日間休んで寝てばかりいたので、その間に一気に読んでしまった。

    これ、ドラマにもなっていて(テレ東系なので静岡では見られないが家はケーブルTVで見られる)とっくに見てしまっていたのだが、やはりセリフとセリフの間の感情や、○○は言わないでおこう…なんてのはTVドラマじゃわかんないからね。
    やっぱり本の方が面白い。

    でも、テレビドラマの続編が始まるそうで、やっぱり見てしまうんだろうな。
    早苗ちゃんと祐希のやりとりは、おっさん達よりもお勧めです。

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

有川浩の作品

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