ミッドナイト・バス

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1003
感想 : 175
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  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163900063

感想・レビュー・書評

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  • たとえ、どんなにいびつな形でも家族とは良いものだと思えた。
    49日のレシピぶりに、気に入った作品だった。

  • 記録

  • 登録番号:11193 分類番号:913.6イ

  • 時系列が前後して書かれていたので、少し読みにくかったです。ばらばらになってしまった家族の再生、そして、再出発。泣きました。「走り続けたこの先にはいつだって、きれいな朝が待っている」

  • 伊吹有喜さんの書く小説は暖かい。深夜バスの運転手の運転するバスに乗ってきたのは別れた元妻だった。家族のあり方を考えさせられる。

  • 新聞で紹介されていたのと私がバス好きなので、かなりページ数がありましたが購入。

    内容はまぁまぁ面白いのですが、登場人物が多すぎで話もあちらこちらに飛んでいる状態で疲れてしまい挫折。
    サラサラと読みにくい本はストレスが溜まります。

  • ばらばらになった家族が再生して、次のステージへとそれぞれが旅立っていく話。
    いい話ではあるのだけど、どのキャラクターも個性がないというかリアリティがないというか。なので、残念ですが誰にも共感できなかった。共感が生まれなければ胸に迫ってくることもあまりなく、読み進める力も湧いて来ず。時系列もばらばらで、誰が語っているのかもわかりづらく、読了まですごくつらかったです。

    「なでし子物語」がとてもよかったので、期待していたのですが、この本はとても残念でした。

  • 「なでしこ物語」「49日のレシピ」に続く伊吹さんの3冊目。前作同様、ほんのりと切なくて、それでいて新たな一歩を踏み出す、旅立ちのような物語。押し付けがましくなく、控えめなで、心の暖かくなるストーリーの本ですね。

  • 少しの言葉の掛け違い、届かない想い、それが家族や愛する人との関係を傷つけていくが、それもまたいつか修復されるかもしれない。そういったことを、夜行バスに乗せて描いてある。でも、この利一さん、無駄に優しいというか優柔不断というか、好きじゃない。

  • よくあるハートウォーミングな話だなと思いつつも、頑張ろうかなと言う気持ちにさせられる作品でした。
    よく考えたら、うちも片親で育って、父親の違う弟がいたんだった。どうりで子供達を応援したくなるはずだね。

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著者プロフィール

1969年三重県生まれ。中央大学法学部卒。出版社勤務を経て、2008年「風待ちのひと」(「夏の終わりのトラヴィアータ」改題)でポプラ社小説大賞・特別賞を受賞してデビュー。第二作『四十九日のレシピ』が大きな話題となり、テレビドラマ・映画化。『ミッドナイト・バス』が第27回山本周五郎賞、第151回直木三十五賞候補になる。このほかの作品に『なでし子物語』『Bar追分』『今はちょっと、ついてないだけ』『カンパニー』など。あたたかな眼差しと、映像がありありと浮かぶような描写力で多くのファンを持つ。

「2020年 『文庫 彼方の友へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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