満映とわたし

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163903149

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  • 戦前に満州で映画製作に携わった女性、岸富美子さんの自伝。
    数奇な運命に驚くとともに、よくぞ95歳まで長生きされているなと、なおさら驚いた。
    戦後の中国での混乱期を良く耐え抜いたと感動した。

著者プロフィール

大正9(1920)年、中国奉天省営口で生まれる。満14歳(数え15歳)で京都の第一映画社に入社し編集助手となる。溝口健二、伊藤大輔といった巨匠作品を手伝った後、日独合作映画『新しき土』に参加。昭和14(1939)年、満洲に渡り満洲映画協会(満映)に入社。敗戦後、中国共産党とともに行動し、昭和28(1953)年まで中国映画の草創期を支える。帰国後はフリーランスとして主に独立プロで映画編集を手がけた。平成27(2015)年、映画技術者を顕彰する「一本のクギを讃える会」から長年の功績を表彰された。19年5月永眠。

「2022年 『満映秘史 栄華、崩壊、中国映画草創』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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