「ない仕事」の作り方

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163903699

感想・レビュー・書評

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  • サブカル界のトップランナー。まあ著者だからこそできるようなことがたくさん書かれていて、結局自分には無理だなってのが多かったんだけど、「とにかく自分で”これはいい。おれはこれが好きなんだ”と思い込む」というやり方は、けっこう深くうなずかされた。

  • みうらじゅん氏が綴る言葉は愛嬌があって、ついついププッと笑ってしまう。

    考えることなく楽しい気分にされられるって素敵だ。
    一度きりの人生、できれば楽しく仕事がしたい。
    今後はもっともっと好きなことをやっていきたいと思った。

  • みうらじゅんさんの凄さは、ネーミングしてラベルをつけることの重要性。なんでも勝手に(だけど緻密に)命名しちゃうことなんだなと。

    あと、もし仕事お願いすることがあったら必ずテープカットをお願いしたい笑

  •  「ゆるキャラ」「マイブーム」「見仏記」などで知られるみうらじゅんさんの本。

     ひこにゃんやくまモン、バリィさんなど、ゆるキャラがブームになり今では安定した人気を保っています。みうらじゅんさんは、その「ゆるキャラ」という言葉を生み出し、世間に認知させた人です。
     ジャンル分けがないものに、名前をつけ、それが面白いものなんだよと売り込む、面白いかどうかじゃなくてとにかくそれを好きになって周りの人々に言いまくる、そうしてたくさんのブームを作ってこられました。
     目の付け所が何ともニッチというか、新しいブームは思いがけないところから生まれるものだなあと感じました。
     漫画家でもあり、エッセイストでもあり、ミュージシャンでもあるみうらさんだからあれだけのブームになったんだろうという気もします。

  • みうらじゅんさんのこれまでの仕事のスタンスを書いたもの。

  • 中学受験のときから「面接=(相手の)接待」と思って実践していたとは恐るべし。

  • みうらじゅんの考え方って、「枯れた技術の水平思考」と同じ考え方だった。

  • 仕事柄、新しい企画が必要なのに、自分では面白い企画を考え出したつもりでも、検索してみると大抵は既に存在していてとても悩んでいました。「ない仕事」のつくり方というタイトルに魅かれ、読んでみました。
    イメージと異なり意外なほど手順が論理的に説明されてて驚きましたが、「自分を無くす」ほど、我を忘れて夢中になって取り組んでみる事、というのがキーのように思えました。

  • 仕事というものの可能性が無限に広がる、とてもためになる本だと思います(笑)。
    昨今流行りのビジネス書にきちんとデザインをなぞらえている戦略的な面もさすが。一生ついていきたいです。

  • ゆるキャラって八百万の神々だ。

    キリスト教やムスリムの国々では、偶像崇拝が無意識のレベルで禁止されていて、ここまで多種多様で不必要な偶像の大量生産は、ない。

    先日、アメリカの番組で、面白そうに、ゆるキャラが取り上げられてた。
    大量のゆるキャラが一同に会するイベントが映されてて、アンカーマンが、めちゃくちゃ面白がってイジってた。

    ゆるキャラ大国日本というのは、キリスト教イスラム教ユダヤ教の国々から見ると、そうとうヘンに見えるだろうね。

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著者プロフィール

作家・イラストレーター

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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