GAFAMvs.中国Big4 デジタルキングダムを制するのは誰か?

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163912820

作品紹介・あらすじ

世界の覇権をめぐり、アメリカと中国は今や、抜き差しならぬ関係にあります。特に両国の企業間では、熾烈な争いが繰り広げられています。
2018年12月、中国ファーウェイの副会長兼最高財務責任者(CFO)、孟晩舟が米司法省の要請により、カナダ政府に逮捕されました。この事件は、米国が中国のIT・ネット産業をいかに「脅威」に感じているかを物語っています。

これまで世界経済を牽引してきたGAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)を、中国Big4(バイドゥ、アリババ、テンセント、バイトダンス)が猛追し、肉薄しているのです。

果たして勝者となるのは誰なのか?
「コロナ後」を狙う新興勢力の雄とは?

アメリカ勢のグーグルのラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、アップルのスティーブ・ジョブズとティム・クック、フェイスブックのマーク・サッカーバーグ、アマゾンのジェフ・ベゾス、マイクロソフトのビル・ゲイツとサティア・ナデラ……。対するは中国を代表するファーウェイの任正非と孟晩舟、ハイアールの張瑞敏、レノボの柳伝志、滴滴出行の柳青、バイドゥの李彦宏、アリババの馬雲、テンセントの馬化騰、バイトダンス(ティックトック)の張一鳴、メグビーの印奇……。

『東芝 原子力敗戦』『起業の天才!』の著者が、
彼ら「天才起業家」たちの実像を描きながら、その勝負の行方を占う、世界経済の最新入門書です。

感想・レビュー・書評

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  • GAFAMと中国big4と呼ばれる巨大なIT企業のそれぞれの設立の様子から現在に至るまで、その対比がわかりやすくまとめられており、最初に読む本としてはおすすめできると感じた。
    日本は良くも悪くも、誰かからまねること、現在あるものをより改良することに長けていると考える。めまぐるしいIT社会で日本が遅れをとっている現状を日本企業の特性から何とか打破するためには、中国big4の企業がそうであったように、もっと謙虚に中国企業を見習うことではないのかと感じた。

  • GAFAM vs. 中国Big4アリババ・テンセント
    0.石油の世紀→dataの世紀 実利があるのか証明はこれから コロナ禍で加速 『ZOOM』
    1.ベンチャーの育成は投資家・政府ではない 想い・
    スキル・経営 官僚にはない
    2.STEMの重要性 
    ①Science ②Technology ③Engineering ④Mathmatics
    3.ゼロ・トゥー・ワン 人と違うことをやる 消耗しない 利益を確保
    4.クラウドサービスへ Softを購入しない
    5.「家電の改革」⇒今回の最大の注目点
       hardは中国 ハイアール
       softへ注力  GE 家電OS
       日本の戦略は?

  • GAFAMや中国のIT企業について、聞いたことはあるけどよくわからない、という人への本。

    私自身聞いたことはあるけど、その歴史やビジネスについてはよく知らなかったが、この一冊で大体どんか企業なのかは理解することができた。

    タイトルのVS構造については、正直どうなるかわからんな、ってのが本を読んでの感想。
    経済活動ってスポーツみたいにわかりやすく決着がつくものでもないし、そもそも勝ち負けの基準も人それぞれってとこはあるので。

    しかし、この状態で日本はどうするのよ?ってのは、考えないといけないんだろうな。

  • 東2法経図・6F開架:KW/2021//K

  • 石油の世紀からデータの世紀へ

  • 【世界経済の熾烈な覇権争い!】グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルのGAFAとバイドゥ、アリババ、テンセント、シナの中国Big4の闘いの行方は?

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著者プロフィール

大西 康之(オオニシ ヤスユキ)
ジャーナリスト
1965年生まれ。愛知県出身。1988年早稲田大学法学部卒業、日本経済新聞社入社。欧州総局(ロンドン)、日本経済新聞編集委員、日経ビジネス編集委員などを経て2016年4月に独立。著書に『稲盛和夫 最後の闘い JAL再生にかけた経営者人生』『ファースト・ペンギン 楽天・三木谷浩史の挑戦』(以上、日本経済新聞出版)、『三洋電機 井植敏の告白』『会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから』(以上、日経BP)、『ロケット・ササキ ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正』(新潮社)などがある。

「2021年 『起業の天才!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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