君たちはこの国をどう守るか

  • 文藝春秋
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163917283

作品紹介・あらすじ

海上自衛隊特殊部隊の創設に関わり、各国の軍隊と交流のある伊藤祐靖氏と、ウクライナ・イラク・北朝鮮など世界の現場で活躍する戦場カメラマンの二人による初の対談本。「これからの日本、特に若い人たちはどうあるべきか」を国防という視点からから考える。

感想・レビュー・書評

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  • アメリカの繁栄は地理的なこともあるが
    圧倒的な軍事力の寄与も大きい。
    伊藤さんの話が少ない気がしました。

  • 読み終わり。部分的に興味がなくてすっ飛ばしながら読む。

    佐藤優さんと鈴木宗男さんの本の次に読んでるから、対照的で面白い。
    政治家の目線と自衛隊(現場、軍)の目線とはかなり違うなという印象です。
    違うからこそ、間違った方向に一気に傾かない良さがあるのでしょうか。

    私はとにかく、戦争というか、人と人が殺し合うというのが理解できないし、関わりたくない。戦争になったら逃げたい。まさに彼らの言うところの平和ボケ状態で、お二人の話には、ほぼほぼ共感できなかったですが、国の防衛について、もう少し関心を持ってみようとは思いました。


    イージス艦ってレーダーが360台付いてるのか。全く何かよく分かってないけど、調べたくなった。レンジの中のようなマイクロ波がでていて、鳥も落ちるらしい。
    あと、アメリカ軍は行った先々でアメリカをそのまま移したような基地を作るが、自衛隊は溶け込もうとする、というのが印象的だった。

  • 放談は、宮嶋氏主導で進み、宮嶋氏の博識に驚嘆するのですが、「第5章 生命と財産より大切なもの」の箇所は少し毛色が違う。
    なんというか伊藤氏の修羅場をくぐってきた迫力とでもいうのでしょうか、特に章中の「恐怖における迷いと悩みの違い」のくだりは、深いな、と何度も読み返しました。

    その他印象に残ったのは以下。

    ○「日本人は北方領土をいつ取り返すんだ?」(宮嶋氏がウクライナ人から質問された言葉)

    ○(ウクライナは)国内に十分な食料がある。かたや日本は(海上封鎖がおきれば)ほぼ一ヶ月で底をつく。

    ○(台湾有事の際は)与那国より宮古島(下地島)がポイント。

    ○「安倍やめろデモなんて中国では出来ない。原発やめろ行進をロシアや中国でやったら逮捕です」

  • 【日本人よ、いまこそ目覚めよ!】自衛隊特殊部隊の創設に関わった伊藤氏と世界の戦場を撮ってきた宮嶋氏。戦場のプロフェッショナルふたりによる、シン・憂国対談。

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著者プロフィール

伊藤祐靖(いとう・すけやす)
元海上自衛隊特別警備隊先任小隊長。昭和39(1964)年、東京都生まれ。日本体育大学卒業後、海上自衛隊入隊。防大指導官、「たちかぜ」砲術長等を歴任。イージス艦「みょうこう」航海長時に遭遇した能登沖不審船事件を契機に、自衛隊初の特殊部隊である特別警備隊の創隊に関わり、創隊以降7年間先任小隊長を務める。平成19(2007)年、退官。拠点を海外に移し、各国の警察、軍隊などで訓練指導を行う。著書に『国のために死ねるか』(文春新書)、『自衛隊失格』(新潮文庫)、『邦人奪還』(新潮社)などがある。

「2023年 『日本の特殊部隊をつくったふたりの“異端”自衛官 - 人は何のために戦うのか! -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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