先祖からのメッセージ 名字と日本人 (文春新書 11)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166600113

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    数え方にもよるが、日本人の名字はなんと三十万種近くにもなるという。
    こんなに厖大な数の名字がどうしてできたのだろう?
    その中でも「佐藤さん」「鈴木さん」たちが多いわけは?
    徳川家康はなぜ「源朝臣家康」なのだろう?
    身近でありながら疑問だらけの名字のルーツ。
    古代の「姓」から「名字」が生まれてくる過程を、武家支配と「家」の誕生という中世日本史のダイナミズムにからめて詳述する。

    [ 目次 ]
    第1章 名字の不思議
    第2章 武士団と名字の形成
    第3章 名字の全国的普及
    第4章 江戸幕府の苗字・帯刀の制限
    第5章 世界の姓氏と明治の戸籍法
    第6章 先祖探しと名字

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    [ 参考となる書評 ]

  • 名字の歴史とか名字の由来とか興味深い話題がいっぱい。

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著者プロフィール

1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大大学院博士課程修了。文学博士。元明治学院大学教授。専攻は日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組んでいる。著書に『律令太政官制の研究』『日本古代国家と律令制』(ともに吉川弘文館)など専門書のほか、『歴史書「古事記」全訳』『古事記・日本書紀を知る事典』(ともに東京堂出版)、『古事記と日本書紀 どうして違うのか』(河出書房新社)など多数。

「2022年 『古代史入門事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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