- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166603992
感想・レビュー・書評
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あまり知らない世界に触れ合うことが出来て、なかなか興味深い内容だった。ただ、若者の性を扱う論評とかでもそうだけど、誇張が過ぎるきらいがありますね。もちろん筆者も、皆が皆、性に貪欲とか言いたいわけじゃないと思うけど、書かれている内容を見ると、ともすればそう受け取られかねないような印象も。まあでも、自分のみに置き換えて考えてみても、なかなか深刻な問題ですよね、このへんって。高齢化が進む中で、どういう解決策が見出されていくのでしょうか。
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極めて★五つに近い。
むっちゃ考えさせられる。一部、偏った状況を取上げてると思うのだが。
将来にあるのは、希望か絶望か。今のわたしには判らない。 -
[ 内容 ]
「年をとったら枯れる」と信じていないだろうか。
老人の性や恋愛を「年甲斐もなく」とタブー視する風潮に対し、介護保険法が実施された後の老人ホームの赤裸々な実態をルポしつつ、高齢者をお客とする性風俗店のナマの声を拾う。
その一方、アンチエイジング(抗加齢)の道を模索する医療現場の動きにも着目し、いかに自立して老いるか、老いのクオリティを問いながら美しく生きるある高齢女性の告白にヒントを得る。
好評『熟年性革命報告』第二弾。
[ 目次 ]
第1章 人生最後の恋が語るもの(“無修正”も今は昔 エロ本の基準値も変わった ほか)
第2章 シニアビジネスとしての性風俗店(溢れる性風俗情報 十代の性実態へのある誤解 ほか)
第3章 介護保険が「最後の恋」を引き裂く?(家族介護の背景にあるもの どうなる?介護保険の見直し ほか)
第4章 アンチエイジングへの模索(エイジングとは アンチエイジングの考え方 ほか)
第5章 美しく老いる―ある女性の生と性(八十一歳の女性からの手紙 性に対する真剣な悩み ほか)
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[ 参考となる書評 ] -
¥105
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なんといいますか、近年、性に関する本が多くでています。どれもこれが現実だと考えさせられます。『ボランティアセックス』を読んでも衝撃を受けましたが、これはまた別の角度から性をとらえたもので、これも考えさせられますね。アンチエイジングって、肌年齢とかだけについて使うって思ってたら甘かった。真のアンチエイジングはこのことだったのか…と考えてしまった。楽しく老いていくことってもしかしたら難しいのかも。そう感じました。