- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166608010
感想・レビュー・書評
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実際に選挙に立候補した著者が、所属する党の状況や足の引っ張り合いに翻弄される。あまり報道されない、選挙の裏側が透けてみえる。
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なんなんだこりゃ。
日記?
愚痴放出?
確かに、選挙の裏側が判らなくもないが、むっちゃ読後感が悪い。
人間性か? -
公の無駄を追及するフリーライターがみんなの党から参院選に出馬。自らその体験を語る。
正式に出馬するまでの前半は政治の世界のゴタゴタが、選挙が始まる後半は選挙の実情が分かり、なかなかに興味深い一冊。 -
選挙素人の選挙記録である。著者のことは朝生で見たことがあり、正直好感が持てなかった記憶がある。
選挙の実情を見るにつけ、やはり日本の民主主義はまだまだであると実感する。著者は金がかかる選挙を嘆いているが、それ以上に馬鹿が物言う選挙であることに大きな問題がある。ほとんどの国民は政策の是非を判断することができないので、どうしてもイメージや感情に基づいて投票する。イメージも感情も湧かない人や良識ある人間ははそもそも選挙に行かない。
選挙を全国区だけの大選挙区にするか、6つくらいの大きな選挙区にすればいい。これで選挙区をまわるという馬鹿げた祭りを見なくて済む。また投票は投票所に行く方式とネット投票のどちらかを選択できるに用にすることも必要だ。選挙運動や候補者の演説を見なくても、候補者のそれまでの実績を見れば誰に投票するかはすぐ決まる。ネット選挙活動の解禁は著書にもあるとおり郵政利権が絡んでいるのですぐにはできないだろうが、いずれ解禁になるだろう。
選挙では国から候補者に莫大な援助資金が出る。それゆえ供託金という、ふざけ半分な候補者が出るのを防いでいる。しかし、全国区、ネット選挙により選挙活動費用が限りなく0に近くなれば、もうそういう補助金は不要であり、よって供託金制度も廃止可能で、本当に有能であるが金と地盤がないために立候補できない潜在候補者が立候補できるようにもなる。
とにかく、馬鹿は実質立候補できないし、選挙にも影響を及ぼさないようにしないといけない。でなければ、また第二の民主党みたいに腐敗政党、売国政党、反日政党がでることになる。 -
理事長のおこぼれその2。政治家って方向性を誤った頭の切れるジャイアンの集まりって感じだな。
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選挙のどういうところにお金がかかるのかなど選挙の裏話が満載で、読み物として面白かった。選挙のルールの不可解さや選挙に公費もかなりかかっていることなど、今の選挙の問題点もよくわかった。ただ、筆者がちょっと自意識過剰気味なのが気になった。
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昔購入したのだが偶然、本棚から発見。
三橋さんの本に続けて読んでしまった。。
やはり基本的な読める票が必要なので
支持母体が絶対的に必要。
あとなんか参院の全国比例区はかわいそう。
1.政党と候補者名で積算して議席数を党に割り振る
2.獲得した議席数を、今度は投票された候補者名数で
多い順から当選となる。
政党の比例区の恣意的な復活当選を辞めさせるつもりで
そうしたんだろうけどやはりいままでの議員の既得権益を
無意識にでも考えたものだと思う。(衆議院とか忘れた) -
映画「選挙」ほどの臨場感はない。でも、現実がわかる。特に、みんなの党の。