選ぶ力 (文春新書 886)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166608867

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  • 【再読】 完了
    「生きる」と「死ぬ」に付いて
    考えさせられた。
    ・・・・

    仕事の雑念から解放された六十代から七十代に、人間の存在意義にもかかわる探求が出来るのは、
    とても貴重なことです。幸いにして時間はたっぷりあるのですから.
     これまでの人生というのは、学校や仕事など私たちは社会と正面から向き合いわなければ、 生きていけませんでした。 それがこの年齢になると、じっくり自分自身と向かうこtが出来る。
     人間である自分の探求という壮大なステージの幕がいままさに開かれようとしている、それがこの年齢です。 そのすばらしいステージをほったらかしにして、外にばかり目を向けてしまうことは,もったいない。

  • 時代がどのように変動しても価値が変わらない資産としての健康。

    人間の歯は50年ぐらいで使えなくなるようにできている。

    日本には100歳以上の長寿者が5万人ちかくいるが、その約80%が寝たきりの状態におかれている。

  • 著者があとがきに書いてあるように選ぶ力のノウハウは、書かれていないエッセイに近い本だった。個人的は、消化不良。

  • 人はいつも何かしら選び取って日々を暮らしている。
    これまでをふり返り、今を捉えた80才の著者の生き方をめぐるエッセー集。
    さらりと読めます。

  • 自分の選択に後悔することが多いけど、ちょっぴり元気づけられる内容でした。良かった。

  • 図書館。
    軽く読めて、力が入らない語りに好印象。
    新書だから自己啓発本かと思ったけど、エッセイでした。

  • 正直肩すかしだった。
    筆者も後書きで指摘していますが。

    もっと重い内容かと想像していたのですが、著者のエッセイに近いと思いました。
    しかし、筆者の養生という考え、孤独死に関する考えには大いに共感し勇気付けられました。

    前半より後半の方が読み応えあります。
    但し、個人個人の感覚で違いがあるかとは思いますが。

  • すいません、途中から流し読みです。

  • 選択のノウハウや技術を教えてくれると思っていたが、筆者の体験記のような本で少し肩すかしをくらった。しかし、人によっても選択の目的はさまざまなわけだし、そもそも選択のノウハウや技術などあってないようなものかもしれない。
    自分で選択出来てこそ、主体的な人生をおくれる。選択は自己責任であり、より前向きに選択する勇気、そして喜びを持っていきたいと感じた。

  • あえてノウハウに走らず淡々とエピソードを綴るところに好感が持てる。仏教の本を読みたくなった。

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著者プロフィール

1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『百寺巡礼』『生きるヒント』『折れない言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。

「2023年 『新・地図のない旅 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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