選ぶ力 (文春新書 886)

著者 :
  • 文藝春秋
3.11
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本棚登録 : 333
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166608867

作品紹介・あらすじ

情報が氾濫する現代において、日常の一コマから、将来を左右する大きな決断まで、選択なしに世は渡れない。明日が見えない不安の時代だからこそ、悔いなき日々を過ごすには?東洋思想に通暁したベストセラー作家による珠玉の実践的ヒント。

感想・レビュー・書評

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  • ブックいとう2017.6.4 100円

  • 何を選び取るかで未来が変わってくるという話だった。健康も、何を食べ、どう運動し、睡眠は何時間とるのかなど、考えさせられた。五木寛之さんの本を読むと、様々なアイデアを見せられて、元気になる。

  • 昭和ヒトケタ生まれの作家であり随筆家でもある五木寛之が、人間の「生き方」や「健康」・さらには「運命」や「終わり方」までを読者自身が選ぶことを手助けする実践的ヒント集。朝何時に起きるか・何を着て出掛けるか・電車では立つか座るか・そして会社に行けば分刻みであらゆる選択に迫られる...というように毎日の暮らしは何十何百の「選択」の積み重ねなのだが、人間はそれらをほぼ無意識に決断しており、それは言い換えれば「選択なしに人生は渡れない」ということ。
    2011年の東日本大震災と原発事故によって「明日が見えない」不安の時代となってしまった今、「何が真実なのか」・「何を信じればいいのか」を決断するためのノウハウ本と言える。

  • クソ本

    選ぶ力と言う題名にしては、全く選ぶことを避けた内容に終始している。
    どのように選ぶ力を鍛えることができるのが、選択するためのノウハウなど全く書かれていない。期待外れすぎる。

  • 「人生とは選ぶことの連続だ」

  • p.2020/4/23

  • 改めて日々『選んでいる』ことを実感させられました(^^)何をするにしても、大小はあるものの選んで生活しているんですね。本書では、“健康”というキーワードが多く、今のトレンドを映し出しているといった感じです。死ぬまで“選択”は続くんです(^^;)

  • 健康に関する話は、まさにその通りだなあと思った。
    松岡正剛の本も読んでみようかなと思った。

  • 五木寛之 著「選ぶ力」、2012.11発行。「生きる」とは「選ぶ」ことである。名言だと思います! 「私たちの毎日は、ほとんど選ぶことの連続によって成り立っている。人生とは選ぶことの連続。自主的に選ぶことができなくなったとき、私たちはすでに生きる意味を失っている。」五木寛之さんのエッセイは、読んでて楽しく、かつ示唆に富んでいます。5つの章立てです。いまを選ぶ力、健康を選ぶ、運命を選ぶ、深夜のモノローグ、終わりを選ぶ。

  • 20151020

    病院の診察待ちもあり1日で読了。

    80歳になった五木寛之氏の健康、死に方に重きを置いたエッセイ。

    前半は、選ぶ力というタイトルに沿った内容だった。確かに人は朝起きてから寝るまで、大小様々な選択をしているんだなぁと思えた。

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著者プロフィール

1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『百寺巡礼』『生きるヒント』『折れない言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。

「2023年 『新・地図のない旅 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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