こんなリーダーになりたい 私が学んだ24人の生き方 (文春新書 936)
- 文藝春秋 (2013年9月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166609369
作品紹介・あらすじ
リーダーの要諦は無私の志にあり!リーダーシップは仕事で磨かれる。周囲を向上させてこそ、自らの成長がある。現場を熟知したビジネスパーソンが授ける知恵と勇気。
感想・レビュー・書評
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勉強になった。論語を買おうと思う。
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感想の詰め合わせだけど、原典に触れてみる為の前段階と考えれば〇
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レビュー省略
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ちょっと残念だった本
佐々木さんが学んだ24人の生き方から、さまざまなリーダを紹介している本。
残念なところは、この薄い(200ページ)ほどの内容に、24人もの人物を盛り込んだことから、それぞれのリーダの紹介、コメントどまりとなっていて、深く掘り下げされていないところ。単純な偉人伝記をコメントしている感じ。
なので、ここで紹介されている人をほかの書物などで知っている場合には、内容が物足りません。
逆に、知らなかった人については、その人物像を理解して、「へぇ」で終わってしまいます。
もっと人数絞って、佐々木さんのリーダ論をぶち込んで掘り下げて語ってほしかったです。
紹介されている24人は、
ハロルド・ジェニーン
キングスレイ・ウォード
小倉昌男
ヴィクトール・E・フランクル
土光敏夫
上杉鷹山
広田弘毅
マザー・テレサ
浜田雄幸
西郷隆盛
栗林忠道
徳川家康
スティーブン・R・コヴィー
渋沢栄一
ウィンストン・チャーチル
本田宗一郎
エイブラハム・リンカーン
天璋院篤姫
毛利元就
セーラ・マリ・カミングス
吉田松陰
新渡戸稲造
坂本竜馬
孔子
といった方々です。
名前だけしか知らない、とか、初めて聞く方も多いです(笑)
ということで、正直爪あとが残らない本となってしまうので、一つだけ
新渡戸稲造の
「第一義はあること(to be)、なすこと(to do)は第二義」
佐々木さんのコメントでは優れたリーダは「正しいことをする人」であり、優れたマネージャとは「決められたことを正しく遂行するひと」である
としています。
自分の捕らえ方としては、その言葉通り、まずは「あるべき姿」(to be)を示し、それから「やるべきこと」(to do)を考える
でよいのでは?と思います。
ちょっともったいない! -
どの話も尻切れとんぼ。何かのメモ書きを読まされた感じ。ちょっと期待外れな本。
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ちょっとやる気が出ない時にいいかもしれません。
タイトルのとおり、
著者が書籍等通して色々読んだリーダー像を紹介してくれているものとなります。
個人的には、V.E.フランクル(自宅にあるが)の再読、渋沢栄一を読みたいと思った。
また、7つの習慣について、どうも現実にはなかなか身につかないという話も聞く。自分にとって見習うべき習慣を一つか二つに絞って徹底的に実行してみることが成功への近道である、と解説くださることに、敷居が高すぎずよいと思えた。 -
リーダーに関する本は、「こうあるべき」という話になりがちであるが、現実世界のリーダーには、様々なタイプがいるんだなぁと思った。言いかえると、リーダーに「このような人間でなくてはならない」という型は存在しないんだと思った。
その中で、本書に登場するリーダー達にみられるいくつかの共通事項や、著者が主張するリーダーが備えるべきことといった内容がとても参考になった。
例えば、前者は人間力の高さが当てはまり、後者は現実把握力が当てはまる。
本書は数多くのリーダーの紹介といった内容で、かなり広く浅い内容とっている。その中で、興味のあるリーダーについて、他の書籍で掘り下げていくとよいだろう。 -
筆者が学んだ24人の生き方を通じて、リーダー論を展開。
誰でもリーダーシップを発揮できる。そんな気分にさせてくれた。 -
この本では歴代のリーダーとなった人物を紹介し、いろいろな角度でその素質を解説している。
何度も出てくる、リーダーに求められる資質としては、「現実把握力」。
今何が起き、どういった問題が発生しているのか、冷静かつ確実に理解し、解決していく素質。
理解するためには、もちろんそれなりの努力が必要。
本書では、リーダーの愛読書が書かれていたが、特に論語を読んでいるリーダーが多く、論語を読んでみたくなった。 -
現状の問題を冷静に判断し、適切な処置を下せる人。戦略とは戦を略すこと。小さなことで争わず、winwinとなる解決策を考えよう。