凡文を名文に変える技術 (文春新書 1019)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 120
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166610198

作品紹介・あらすじ

手紙にメールにブログ。ビジネス現場の数多の書類に加えて、はては新聞投稿……文章を書く機会は、これまでにもまして増えている。パソコン、スマホも普及して誰もが手軽に書くことができるようになったけど、でも、「上手に」書くことは本当に難しい……。 本書は、朝日新聞の元ベテランデスクが、カルチャーセンターの「文章講座」での実例を基に書き下ろす、具体的かつ実践的な文章指南。〈「、」「。」の使い方ひとつで文章は光る〉〈「が」と「は」はどう書き分けるか〉〈受験英語のトラウマを解放しよう〉など、指摘されて気づかされる事例が満載です。 漫然と「何か書きたいな」と思っても、それじゃダメ! どう表現を改めれば良いのか、を手取り足取り説いていきます。【目次】第1講 まずは日本語を知ることから第2講 正しい言い回しが品格を生む第3講 工夫のつもりがアダになる第4講 テンマル一つで文章は変わる第5講 面白さを伝える秘訣第6講 読ませる技術を身につける最終講 いざ書くとぶつかる壁

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通りの指南書。
    著者が実際にカルチャー教室で指導した生徒の文章を題材にしつつ、名文に変える技術や考え方を教えてくれる。さすがというか当然というか、読みやすくわかりやすい。
    読んだだけでは改善するわけがないのは承知の上で、ひとつでも心がけて読みやすく伝わりやすい文章が書けるようになりたい。

  • 『文章力を磨く(応用編)』
    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1127746

  • 講座の生徒が書いた文章を元に、評論を加えるスタイルが、すごくわかりにくく感じた。

  • 想定読者を、小説やエッセー、あるいは自分史や旅行記、介護・闘病などの体験記を書きたい人としているが、小説に関してはわずかに触れているだけ。

    「名文に」と銘打ってはいるがかなり基本重視。

  • 小学生相手だと登校拒否になりかねない、辛口大人向きのスパルタ作文指導書。

  • 朝日新聞社の記者、デスクを経て定年後、カルチャースクールでの文章教室で講師を務めている著者の、講座からまとめられた本書。

    エッセイ読本など、ここ最近は読んできているが、個人的には、これが一番わかりやすいと思った。

  • ※メモ

    【きっかけ】
    凡文書きに多少は毛を生やそうと思い。

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著者プロフィール

1944年横浜生まれ。朝日新聞社会部で警視庁サブキャップ、デスクなどを担当し、横浜支局長、総合センター副所長などを歴任。2004年4月定年退職。
著書に『ゴルフはエキサイティング』(岩波アクティブ新書)、『馬を食う』(銀河書房)、編著に『コタンに生きる』(岩波書店)、『死刑執行』(朝日新聞社)がある。

「2004年 『妻に肝臓をもらう 臓器移植の抱える課題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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