それでもこの世は悪くなかった (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166611164

感想・レビュー・書評

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  • 講演とかのの語り下ろし、てことで、喋り口調の文章で読みやすかった。
    佐藤さんとは年代が離れすぎてるから、共感できることもあれば、全然共感できないこともあったけど、読んでて嫌な気分にはならない。
    こういうふうに元気に年が取れたらなぁ、て思う。

  • いろんな人の考えに触れることは重要だと思う。
    大正生まれともなるとこんなにも価値観や考え方が違うものなんだな。
    面白かった。

  • 何も苦しい事がなければ幸福にはなれない。

  • 若い頃から大好きな佐藤愛子さんのエッセイですが、久しぶりに読んだ「九十歳。何がめでたい」をきっかけにまた色々読んでみたいと思い、本書を選んでみました。すでに知っていることでも、数十年経った今の年齢で読むと、ただ面白がっていた若い頃と少し違う気持ちになりました。私は佐藤さんと作家仲間、とくに遠藤周作さん、中山あい子さんとのエピソードが大好きなので、第三章はジーンときました。あとがきに、佐藤さんは「幸福論」で有名なアランが好きだとありました。すごくわかる!と思いました。

  • 20170305 長生きの秘訣、気にしなくていつも笑っている。気に入らない事ははっきり嫌だと、言う。素直に喜ぶ、おめでとうと、言う。長生きして当たり前の生き方なのだと思った。

  • いつ読んでも、どこから読んでも愛子先生らしい。

  • 観念的はダメダメ。アグリーっす。

  • 人生達観

  • 【苦労するまい、と頑張る必要はないんです】ロクでもない人生でも、私は幸福だった。「自分でもワケのわからない」佐藤愛子ができ、幸福とは何かを悟るまで。初の語りおろし。

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著者プロフィール

大正12年、大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。昭和44年、『戦いすんで日が暮れて』で第六十一回直木賞を受賞。昭和54年、『幸福の絵』で第十八回女流文学賞を受賞。平成12年、『血脈』の完成により第四十八回菊池寛賞、平成27年、『晩鐘』で第二十五回紫式部文学賞を受賞。平成29年4月、旭日小綬章を授章。近著に、『こんな老い方もある』『こんな生き方もある』(角川新書)、『破れかぶれの幸福』(青志社)、『犬たちへの詫び状』(PHP研究所)、『九十歳。何がめでたい』(小学館)などがある。

「2018年 『新版 加納大尉夫人 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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