- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167110109
感想・レビュー・書評
-
受験、学歴がこんなに大事なのか。
親は自己評価のために子供を利用してはいけない、子供自身がどうしたいのか向き合ってほしい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供たちの受験合宿のため、とある別荘に集まった4家族。並木俊介は子供や妻のため以外の目的もあり参加することに。ところがそこへ、愛人の高階が書類を届けにやってくる、そして俊介が出かけている間に高階が殺害されるという事件が起きた。しかも妻が殺害したという。しかし、状況や妻を庇おうとする藤間たちの言動に違和感を覚える。何が気になるのか?少しずつ坂崎や関谷夫婦たちに探りを入れて行くうちに、真実に辿り着く!俊介はどうするのかー?というストーリー。20年前の作品なので、今の作品ほど登場人物の心情とかは深くないけど、読者も俊介の立場に立たされ同じように真相にたどり着く道筋を辿るのが面白かった。途中でわかってくるけれども、ラストは納得?それとも?人によって感じ方は違うかな?
-
現代の日本の社会傾向である学歴社会をテーマにした物語だと思っていたら、結末は驚いた。親と子の在り方について考えさせられた。親の覚悟が見えた。
-
30年前くらいの東野圭吾を図書館で借りて読んでみた。やっぱり東野圭吾は読みやすい。あまり読まない部類だが、最新も出ているので、娯楽として近年の作品も読みたくなった。
-
まさかの結末にドキドキ感を感じました。
-
冒頭の予想と全く違う展開にもってくる、毎度やられてしまう。文章は堅めだしボリュームもあるのにどんどん読み進めてしまう作品だった。