ガリレオの苦悩 (文春文庫)

著者 : 東野圭吾

• 文藝春秋 (2011年10月7日発売)

作品紹介・あらすじ

"悪魔の手"と名のる人物から、警視庁に送りつけられた怪文書。そこには、連続殺人の犯行予告と、帝都大学准教授・湯川学を名指して挑発する文面が記されていた。湯川を標的とする犯人の狙いは何か?常識を超えた恐るべき殺人方法とは?邪悪な犯罪者と天才物理学者の対決を圧倒的スケールで描く、大人気シリーズ第四弾。

感想・レビュー・書評

[osawatさんの感想 · 2024年4月30日]

ふむ

[生活委員会さんの感想 · 2024年4月29日]

内海が出ていたんだぁって、、、
ここから出てきていたのか。
ドラマだとずっと誰かしらが出ているイメージで草薙はほぼいなかったが、、

段々と湯川、ガリレオの人間らしい側面が見え始めているように感じる。前回の容疑者Xの献身でも見えていたが知的で理論的な湯川にも人間らしい一面が見え始めるのを読むとそこにも面白さを感じる。

[加藤整さんの感想 · 2024年4月25日]

鮮やかに謎を解決していく湯川はやはりスマートだなと思った。最終話の実験の仕方を察した時はものすごい荒業だなと思った。湯川らしいやり方を見ることが出来て良かった。

[セシルの夕陽さんの感想 · 2024年4月24日]

【ガリレオシリーズ４】
ついに内海薫、登場！　
ドラマ、映画で先行登場した柴咲コウ演じる内海薫を、東野圭吾氏が参加させたという(読メの共読さまからの情報) なんて柔軟性ある粋な大先生！　

『容疑者Xの献身』で痛手を負った湯川だが、内海の女性ならではの観察眼と根気強さに感化され、再び捜査に協力し始める。

動機に人の心理を折り込み、シリーズ１と比べグッと厚みを感じた。5話収録。

[かかかさんの感想 · 2024年4月18日]

時々トリックが頭でイメージ出来ないこともあったが、面白く読み進めることが出来た。
五つの中では操縦るが1番良かったかな。

ただ結局裏で付き合ってたとか、肉体関係があるとか、そういうのは好きじゃない。

[メメント森さんの感想 · 2024年4月11日]

自分の頭からはどう考えても出てこないトリック、湯川と内海薫と草薙のやり取りが面白くてすいすい読めた。
ガリレオの苦悩ということで湯川の周りで起きる事件が多く、江戸川コナンのようだった。
メタルの魔術師の話が特に好き。

[hayaneosookiさんの感想 · 2024年4月7日]

やはり、ガリレオシリーズ面白い。
短編で色々なトリックに翻弄されます。
ガリレオシリーズ全制覇します。あっという間に読める！最高！

[のりてばさんの感想 · 2024年4月7日]

ガリレオシリーズ4作目の短編集。やっぱり読みやすくてトリックも面白い。湯川准教授の頭脳と人間性に脱帽。

[hishiiiさんの感想 · 2024年3月30日]

ガリレオシリーズの面白いところは、2つ。
一つ目は、科学的なトリックが、理系でなくても理解できたと思えること。科学の知識が増えたように感じることで満足感が得られる。
もう一つは、ミスリードによるトリックが多いこと。肝心な部分を書かないことで、読者に想像させておくのが上手い。ここは科学の話ではないので、誰でもなるほどとすんなり受け入れられて、面白いと思えるのだと思う。

[あきさんの感想 · 2024年3月28日]

このシリーズは好きだが、やはり理系オンチの私には難しいトリックもある。たが、トリック以外にも登場人物たちの人間模様など、読み応えのある部分は多い。

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。