- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167120108
感想・レビュー・書評
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(08.24.2016)
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■遠藤周作って面白い人だったんですね。
彼の本を読むのは,本書が初めて。
■有名人はスタンド使いみたいに,知らないうちに,
お互いに引かれあってしまう(?)。
■世間の基準からすると落第坊主なのかもしれないけど,
上手く立ち振る舞っているので,落第坊主ではない。
■才能のある彼だから,落第坊主(?)でも生き抜けたのであって,
かの遠藤周作だって云々…というのは成り立たない。 -
2012.8.5読了。
かわいいじいさん。あとがきが素敵! -
神様について。最初考えるのはいるか。いないか。信じるか。信じないか。そのあと神様はいる。と考えるとどこにいるのか。一体どんなものか。なぜいるのか。とか考えはじめる。狐狸庵先生はどう考えたか。神様は心の中にそういうものが働いているかどうかである。と。母を通して。友人を通して。故人を通して。幸も不幸もそういう働きを通じてもたらされているんじゃないかって。狐狸庵先生は自称おバカさん。ところがこれは自身にも言えることで代弁してもらえたようでダイブ癒された。それは以下。人間ひとつのことにあまり気がとられると他を忘れて大局がわからなくなるものである。
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はじめての遠藤周作…だったような。