- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167135577
感想・レビュー・書評
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数冊読んだんですけど、とにかくこの海音寺さんは、史実に忠実で、そして厳しい。
でも、私と同じで立花宗重がかなりのお気に入りらしい。ということでウキウキ読んだんだけれど、とくに心温まるエピソードもなく、他の立花宗茂のエピソードとあまり変わりはなくて少しシュン↓ときました。
それにしても、立花さん、探しました。この本には他にも真田幸村も載っているんだけど、新装版ではなぜか「江戸編」というタイトルの元にいれられているので、見つけるまで大変だった、
私の興味のない幕末時代の西郷隆盛のこととかも載っていたけど、楽しくなくて、この方は厳しい視点なだけに、興味ない人物については少ししんどいかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さすが、鹿児島出身の著者だけあって、西郷隆盛編では、思い入れがたっぷり。やっぱり、鹿児島人にとって、永遠のヒーローなんだろう、西郷サンは。
西郷はあまりに理想主義者であり、幕府にも新政府にも満足しなかった。究極のユートピアを求め続けた結果が西南戦争だった。というのが著者の西郷観。 -
鎌倉などを舞台とした作品です。
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真田幸村と立花宗茂(表記は立花一族)と、春日の局、などいわゆる簡易版人物年表みたいな短編小説集。今回は立花一族が目当てで購入したけど、やっぱりこの人の書き方は自分に合う・・・!全編通して面白かった。なんで長い人の歴史をこんなに簡潔にまとめられて、納得させられるんだろう。