- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167148072
作品紹介・あらすじ
少年の日に体験した恐怖の正体は。二十七年後、故郷の町でIT(それ)と対決する七人。
感想・レビュー・書評
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2024/04/24
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スティーヴンキングの作品はいつも登場人物が覚えきれないのは名前のつけ方なのか、単純に多いからなのか。
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阪神タイガースが「アレ」を成就した時、自分は「ソレ」(=IT)の読破に挑んでいました。
先ず、「それ(時々あれ)」というタイトルがシンプルだけど強い。
(つづく) -
普通のホラー小説とは全然違う
人間の弱さとか子供ならではの敏感な恐怖心が描かれている -
饒舌なキングの作品はだいたい長いがこれも厚い文庫本4冊の大作。前に読んだドリームキャッチャーの解説にこれとの関連が言及されていたので読んでみた。順序としてはこちらが先の刊行だが、たしかに似ている。少年たち7人の魔物をめぐる過去の冒険譚と、それぞれが成長して独立した後に、過去の約束によって故郷の町に呼び戻され、最後の対決に向かうという話だ。はみ出しクラブという7人の仲間の中に、鍵となるどもりのビルがいるところもドリームキャッチャーでのダディッツを思わせる。長い物語の大半は過去のエピソードであり、主筋展開に比してそこが長すぎると思う向きもあるかもしれない。しかし、そんな少しずつ細切れに語られるエピソードを読み進みにつれ、読み手はそのうちはみ出しクラブの一員になって物語にはいりこむ。隣にはビルがいる、エディもリッチーもベブもベンもスタンもいる、そしてしんがりにマイクが登場する。みんな仲間だ。こういう少年物語のうまさはキング作品の大きな魅力のひとつなので、それを楽しむべきものだろう。
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2021.7.9
映画は古いのも新しいのもどっちも好きだけど、
そういや原作読んでないなと思って今更だけど読み始めた。
ダムのシーンが本当に大好き。
自分は日本人だし、こんなデリーほどの田舎で過ごしてきたわけじゃないけど、不思議とルーザーズクラブのみんなとずっと友達のような気がしてきちゃう。
この年齢の夏休みって、本当に何もかもが特別で宝物だよなあ〜。
ホラー要素はまあ次巻以降に期待ってことで。。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50075719 -
映画が好きだったので原作も読むことに。
映画と大筋同じかんじだけど、キャラの設定が微妙に違っていた。
四巻あるので、原作より細かく書き込まれていて各キャラのことが深く知れるけど、そのぶんそこのとこには興味がなくて単純なホラーを求めている人にはかなりきついかもしれない。
一巻は各主要キャラ一人一人に焦点を当てていく話で、壮大なプロローグといった感じ。
それと、昔の作品だから仕方ないのかもしれないけど同性愛差別とかホ●とかいう言い方が読んでてちょっと引っ掛かる。
今後どうなるか楽しみだけど、先は長いのでゆっくり読もうかな。 -
4巻目でまとめて書きます。